2013/11/19

●● LineaPelle Asia国際皮革展示会に行ってきました その2 ワニ革を探す!

  去年は、夏のように30度近い広州でしたが
今年は、18度~20度と長袖でちょうどの気温でした。
LineaPelle Asiaの会場が変わって、広くなったので期待しながら
中へ入ります。


入場手前の入り口で。隣は上海スタッフの一人、李さん。

  去年から、取引を開始したイタリアのインカスINCAS社から
招待状が来ていたので、入場パスは不要でした。
さて、入場ゲートからブース全体を見ると
ちょっと、閑散としています。初日の午後1時過ぎですが
雨の天気も災いしたのでしょうか、、、
  
入場ゲートを入ってすぐの光景。ちょっと閑散としています。

一番奥の休憩用スペースから。去年よりもやや規模が小さくなったみたいです。
まずは、去年同様、展示会の出展ブース案内を
見ながら、1/6ビザールクイーンの商品として
使えそうなレザー素材がないか、各ブースをチェックします。
今年は、クロコダイルのワニ革がポイントなので
ヘビ、ワニ、トカゲなどのエキゾチックレザーの
出展会社を探します。

  どうも、去年よりも半分くらいになったみたいです。
タイの会社が無くなって、結局、2社しか出展していません。
タイはワニ革の産地の一つなんですが。
残念ですね。それにしても、背広のジャケットがですね、
まるまるクロコダイルの革で!
何着もサンプルとして展示してあったのは驚きました。
上手にあの、固いワニ革を4匹!くらい使っていましたが
実際に着て歩いたら、皆の注目の的になるでしょうね!
(各社の写真撮影は、厳禁なのでスミマセン)

  ブースも少なくて、下見が予想より早く終わったので
2社の担当者にそれぞれ、聞いてもらったのですが
中国人の担当者に門前払いされてしまいました。
まあ、基本的に1m-2mの長さで
腹回りが20cm-36cm幅のクロコダイルがアタリマエの業界で
10-15cmのミニサイズのクロコダイルが欲しいなど
言っても相手にされませんわね。
ワニ革は、幅が1cm増えるごとに価格が上がるのです。
だから、デカイ、クロコを買い付けに来た上客との商談が
最優先で 、ショボイ小さなクロコを探してるような我々は
商売にならないから、無視ですわ。
このあたりは、儲け主義の中国人ですから、
露骨に顔に出します。もちろん、自分の成績になるわけですから
まあ、しかたないとは言えますが、、、

  ただ、クロコダイル専門業者の1社がトルコの会社だったので
中国人スタッフにあまりにバカにされたので頭にきたから、
なんとかなるかも!と、
帰国後、直接、トルコ人のオーナーにメールを書きました。
皆さんご存知のように、日本とトルコはとても親密な国民同士です。
つい、先日、安部首相が地下鉄開通式に招待され
すごいもてなしを受けたくらいの親日国家です。
だから、なんとか、よろしく!と、お願いしたのですが、、
さて、どうなるかな、果たして、日本トルコの友好国家の
絆が役に立つでしょうか、、、、

  第一の目的が不発に終わったので、
イタリアのインカスINCAS社に挨拶だけして
初日は引き揚げることにしました。