2012/08/24

●● ホットスタッフ専用のハイヒールはパターン修正中!

盆休み明けも、ずっとハイヒールの開発中。
今は、とにかく原型はできていますので
もっぱら、
できあがりのハイヒールの形状を
より洗練されたものにするために
パターンの修正試作を重ねています。

製品になると見えないのですが、
靴底に折り返す部分の形状を
できるだけ隙間が空かないように
並べるためのパターン修正だとか、
かかとの高さを1mm下げるとか、、、
ひとつずつ、課題をつぶしていって
やっと、
今日は、修正5回目の状態が
コ・レ・ダ、、、

パターンの作成中は、形状のみに集中するので
ご覧の通り殺風景な最低限のカタチだけのハイヒールです。


これのどこが問題?
と、言う方もおられるでしょうね。

ハイ、
甲からサイドにかけてのラインがイケてない!
ニブイというか、ネムタイのです、、、
要は、そこが気に入らないのです。

もっと、シャープなエッジで切り込んだデザイン、
エレガントかつセクシーなラインが欲しいのです!
結局、また1mmほどラインを削って修正した
試作6号のパターンを作成したところで
本日は終わり、、、

実際の縫製、試作は来週の月曜日になりました。
ブーツやサンダル、ミュールなども
全ての基本はこのハイヒールのパターンになるので
妥協するわけにはいきません。

ハイヒールを作るのは簡単ですが、
美しくてセクシーなハイヒールを作るのは
やはり、それなりのデザインセンスが必要なのです。

ビザールクイーンのブランドで出す以上
感動していただけるような
素敵なハイヒールをお届けしたい、、、
こうなったら、
もう、職人の意地ですね!

がんばります。


2012/08/18

●● ギャザー入りのハードコアなTバックは今?

マイクロビキニと並行して7月末にご紹介した
ギャザー入りのハードコアなTバックですが、
あれから、
量産にかかったところ、強度的な問題があることがわかり
再度、修正のすえようやくTバックは完成しました。
フロント、リアともにセクシーなギャザーの入り方で
やっと決まるパターンと縫製方法を見つけました。

あと、トップスのブラをどのようにデザインするかですが、
スカッと決まるデザインが見つからず試作放棄、、、
ハイヒールの開発リミットが来たため、後回しに。
下記のような状態で、8月初めからペンディングとなっています。

マイクロビキニは、一発で最終の製品デザインが
決まったのですが、このハードコアTバックビキニは
より、セクシーでよりハードコアなデザインを、、、と
拘ってるので、ドンピシャのデザインがイマイチ浮かんでこず
困ってます。

とりあえずの、たたき台のデザインを考えてみましたが
全然ダメな感じで、なんか全く洗練されてないです、、、
セクシーなTバックとのつながり部分が、
まったくイケてない、、、
ホットスタッフボディの美しいバストのサイズに
ベストなギャザーが入るブラのレザー幅のサイズは
苦労して何とか見つけたのですが、
肝心の接続部分のデザインが見つからん!

とりあえずペンディング中のイマイチの試作テスト品が
コ・レ・ダ。

Tバックとのつながり部分のデザインが全然ダメ、、、

夏休み中もいろいろと考えてたんですがねェ、、、
スッキリしたデザインが浮かばないのでした。

2012/08/10

●● まだまだ試作段階ですが、HOT用の手袋!

まだまだ、試作段階ですが
ホットスタッフ用の1/6リアルレザーの手袋が
縫えるのかなあ、、、と思い
休み時間に試しにやってみたのが
コ・レ・ダ

左の1号は、ホントに1発目のアタリ付け用。2号は、若干修正して少しマシ、、、?

果たして、商品化まで行けるかな?

まあ、お恥ずかしい状態ですが
だいたい、どんな商品でもそうですが、
試作1号、2号あたりは、こんな感じです~。

指を通すときに破れて穴はあいてるし
縫いはひどいし、まあ、まだまだ先の感じですねえ、、
素材は、とりあえず、0.2mmのギリシャラムレザー。
強度的に問題ありそう、、、

素材の検証から入る必要がありますね。
パターンもまだ煮詰める必要があるし。
ただ、縫うことはできたので
1/6のリアルレザー婦人用超高級手袋!も
商品化の可能性があるかも、、、、

まあ、ハイヒールがひと段落してから
本気でやってみましょうか。
秋ぐらいにはなんとか、、、
それでは、皆さんも良い夏休みを。

私は、しばらくインターネットもPCも無い
世界に行ってきます~。

2012/08/09

●● 現在、ハイヒールを開発中!

先月末に、マイクロビキニを完成させてからは
現在、ずっとハイヒールの開発作業に
全力を投入しています。

とにかく、ホットスタッフボディには
専用の足回りのアイテムが
まったく市場にありません。
ちょっと、裸足のままというのも
飾るに飾れず、マヌケ~な感じですね!

一部、他社用のフットウェアを上手に
流用しておられるお客様もいらっしゃるようですが
デザインも限られるのは、仕方ないところ。

以前も言いましたが、残念ながら
クールガール系と、ホットスタッフボディは
足のサイズが合いません。
ホットスタッフボディの方が、
1/1スケールで約1cmほど大きいです。
1/6で言えば、約2mmほどですか。

あ、念のため正確に言うと
クールガール系は、 純正の裸足のパーツは存在せず、
靴底をそのまま足パーツとして兼用にしています。
つまり、
水着などで裸足になることを初めから想定していないのです。
このため、クールガールでは、
バトルスーツを着て、ごついブーツを履くのが
基本的なスタイルです。

したがって、裸足のパーツが必要な場合
当店のようなサードパーティのメーカーが
販売しているパーツを使用しなければなりません。

ホットスタッフボディが販売されるまでは
1/6世界のフィギュアは、クールガールしかなかったので
なんとしても美しい6インチのピンヒールを履かせるために
わざわざ、6インチのヒール高に合わせて
3次元CGでモデル形状を作成し
ビザールクイーンのオリジナルパーツとして販売したわけです。

ただ、とりあえずはクールガールの場合
オリジナルの靴底一体式ではあるけれども
一応フットウェアがありますから、
まずは、ホットスタッフボディを一日も早く商品化しなければ
なりません。

結局、サイズが違うので、
そのままクールガール用のパターンを
流用することは出来ませんから、
初めから、ホットスタッフボディ専用に
パターンを作成しなおすことにしました。

現在は、レザー素材の厚みの検証で
時間がかかっています。
試作段階では、商品撮影に使えれば良いという感じで
最適なレザー厚などは、意識していませんでした。

でも、最終商品にするためには、
美しいシルエットになるように、各レザーの種類に応じて
最適な厚さを探さなければなりません。

やってみると、1/1の手作りの靴屋さん同様、
奥が深い世界ですネエ、、、
レザーの素材一つにしても、
表革、中敷、靴底と場所に応じて
使用されるレザーの種類が異なります。

最大の問題であった、実用強度を確保する点が
解決したので、あとは素材をどうするかという
見栄え、外見美しさの問題を解決すればよいだけと、
一気に進みました。

ホットスタッフボディの重量はかなりあるので、
自立できる、実用強度を確保できたのは嬉しかったです。
じっさい、6インチヒールを履いて自立している
ホットスタッフボディは、とてもリアルで美しいです。

ただ、明後日から日本全国お盆休みに入りますので
続きは、来週後半までストップですね。
休み中に、レザー素材を美しく縫製加工する方法でも
考えようと思います、、、