2012/06/27

●● 3回目の台湾出張 その⑧ 私が欲しいホットスタッフボディは?

私が欲しいホットスタッフボディとは?

それは、現在のホットスタッフボディが
理想的な曲線美を持った女性のボディ、
つまり、静的な美だとすると、

もう一方で、
アスリートのような鍛えられた筋肉美を持った女性ボディ、
つまり、動的な美を持つボディ!
まさに、それが欲しいのです。

まあ、贅沢なわけですが。
ここまで、静的な曲線美をもったシームレスボディが
製作できるわけですから、
きっと、
動的なアスリートの筋肉美をもったシームレスボディも
できるはずです。

皆さんは、オリンピックをご覧になるでしょう。
一般的には、人類の新記録を見るためですが、
我々、男性にとって、もうひとつの楽しみが
鍛えられた各女性アスリートたちの肉体美を
鑑賞することです。
(まさか、私だけ? ンなこと、無いよね!)

女性ボディビルダーまで行っちゃうと、
マッスルボディのマッチョの世界にハマルので
これは、ハイ、チト、そこまでは、、、
シュワちゃんの女性版を想像するのは
いくらなんでも、萎えてしまうので、、、ハイ。

そこで、程よい筋肉加減で、セクシー感のただよう
それでいて、ビシバシハードに戦う感じの
ハードクイーン的な、、、
う~ん、何と言えばいいか。
皆さんも映画やコミックでだいたい
イメージが湧きますよね?

はやい話が、今の当店のトップモデルさんたちの
ヘッドを載せても、セクシーで美しさを感じさせる
そんな、程よい鍛えられ方をした、
動的な筋肉美をもったシームレスボディが
欲しいわけですよ。

私の頭の中にははっきり、イメージがあるのですが、
表現するのが難しい、、、

まあ、そういう話を例のGIバーで死ぬほど食いながら
Edationの社長さんとしたわけです。
社長は、結構、その気になったらしく、
(ムム、、、このオヤジ嫌いでは無いな! ^o^)

とりあえず、私の得意な3次元CGでまず
アスリートタイプをモデリングして
イメージを具体化し、相互に意見交換を
重ねて、最終的なカタチに持っていこう。

その過程で、コスト的に実現可能かどうかを
見極めて、製品化できるかどうかの判断をしよう、、
ということになった次第。


まあ、いつのまにやら、6月27日となり
出張してから、もう一ヶ月が過ぎたことになりましたが
以上が、先月の出張内容でありました。

現在のホットスタッフボディの3次元データはすでに
私が製作していますので、
あとは、これをベースにアスリートタイプに
修正する作業になるわけですね。

おそらく、どの程度までで抑えれば、筋肉美を感じさせる
ベストな形状になるか、それを見つけるのが
時間がかかると思いますね。

やりすぎるとマッチョになるし、難しいとは思いますが
ぜひとも、製品化してみたいボディであります。
皆さんは、どうでしょうか?





2012/06/23

●● 3回目の台湾出張 その⑦ 今回の商談のもう一つの内容は、

経年変化によるシリコンボディ用の型の痛み?の
補修の要求の話はしました。

さて、あと残る商談内容の一つは
今後の新商品の開発についてです。

これは、かなりEdation社の社長さんと私との間で
考えが異なりました。
ある意味で、民族性の違いもあるんじゃないかなと
今から考えると、そういう気がします。

早い話が、社長さんはホットスタッフボディとは
まったく別の新しい商品を開発しようという考えです。

それに対し、私は今のホットスタッフボディが
せっかくあるのだから、もっとこの商品を中心にして、
新商品を開発しようという考えでした。


まあ、両者ともに共通しているのは
今のままではダメだ、何か新しい商品を
開発しなければいけないという意識でした。
あとは、その方向性が彼と私で違うだけの話です。


この議論は、初日の例のGIバーで
死ぬほど食いながら行ないました ToT


出張前に皆さんにアンケートの依頼メールを
お願いしましたが、要望として多かったのが

①Phicenのように、ボディの色を増やしてほしい。
②ボディに彩色してほしい。

でした。(成型具合に関する要望は除きます)

①については、翌日のG&Sさんも交えて
熱炒ルーチャオ屋台で
死ぬほどまた食いながら議論しました (もう、いいってバ、、、ToT
これについては、
G&Sさんが、日焼けはあまり売れないから
止めた方がいいと熱心に勧めてくれました。

まあ、私も美しいとは思えないので同感でした。
ですから、やるとしたら、美白系が良いだろうという
結論になりました。

一方、
②の彩色については、現状のEdation社では
家内工業みたいなもんだから、
従業員が極端に少ないので、無理と言われました。
だから、やるとなると我々ビザールクイーンで
作業するしかないようですねェ、、、

たしかに、今のボディで何か物足りないもの
こんなのあればいいなあ、というものは
この①、②の商品だと思います。

美しいボディ形状だから、もっと白肌のボディも
きっとセクシーだろうなあ、、、
そして、
赤いマニキュアなんかもあれば、
もっとアクセントがついて
いいだろうなあ、と私自身感じます。

そして、
あと、もう一つ、私が欲しいなあという
ホットスタッフボディの新商品があるのです。

それはですね、ダンナ、、、


2012/06/19

●● 3回目の台湾出張 その⑥ 今回の商談の目的は2つ、その1つは?

熱炒ルーチャオの食事が終わった後、解散ということで
G&Sさんは、また1/6フィギュアのショップ泡泡龍へ。
私たちは3人でホテルにタクシーで社長に送ってもらうことに。

また、再会を期して、ホテルの前でEdationの社長さんと別れたのでした。
いやはや、食い倒れの2泊3日でしたが、
それが目的ではないんでして、、、ToT

実は、今回の商談の大きな目的は2つありました。

その、ひとつが
シリコン型を補修してもらうことでした。
理由は、当店の厳しい品質検査に合格して
BQカスタム版としてご提供したいからです。

本気で、ボディを全品目視検査していれば
必ず、気付く瑕疵があります。
それも、同じ箇所に必ず同じ形で出ますから
誰でもわかります。

つまり、これは、造型時に偶々できたのではなく
型にキズが入っているからなのです。


大量に発注をかけていたC国ブローカーは
とにかく短期間で売りさばいて投資に対する
最大収益を回収することが目的ですから
品質は、いっさい問わず、とにかく
何でも良いから早く送れと、矢の催促だったそうです。

話を聞くと、ほんとにひどいもので
12個入りのダンボールケースを1ケース単位で
そのまま、右左に転売するだけ。つまり、伝票が動くだけです。
そして、驚く無かれ、一度も会ったことも無い!
ただ、メールだけのやりとりだったとか、、、


つまり、最終的には、
そのケースを開梱して1つずつの商品パッケージを
初めて取り出すのは小売店なわけです。
そして、実際の中身を初めて見るのは、悲しいかな
我々消費者なのです。
(まあ、これはホットスタッフボディだけに限らず
フィギュア業界の全てに言えることでしょうね。)


その間、Edation→ブローカー→問屋→小売店→消費者と
中間流通マージンが上乗せされるわけですから、
13000~16000円になるのは当然ですね。

いずれにせよ、このため、商品の品質に対して
まったくフィードバック情報がEdation社に入らず
ほぼ、1年半にわたり生産され続けたことになります。
このことが、結果としてEdation社にはマイナスに働きます。
つまり、品質に対する間違った自信を植えつけたこと、
品質改善をしなくても商品は売れるという錯覚をもったことです。

彼らのこの誤った意識を、考え直してもらえるように
現在もなお、根気よく努力しています。
初めに楽に儲かる商売の悪癖をつけると
地道な努力で改善を積み重ねる商売が
なかなか理解できないようです。

当初、去年の秋から取引開始直後に、予約販売をしましたが
検査したところ、あまりの成型不良に私がキレて全品返品。
予約していただいたお客様には、販売中止の謝罪と
返金させていただくという最悪の事態を招いたことは
ご記憶のお客様も多いと思います。

多くのお叱りを受けましたが、自分自身が見て
これは酷い、、、というような商品を、いくら輸入品だといっても

とても、販売することはできなかったのです。
当社としては、信用を失うわけで、かなりの決断を必要としましたが、
結果としては良かったと思います。
ただ、このときは、edaton社とは非常に険悪な状態になりました。

彼らにとって、初めて、自分の商品の品質に対して
クレームをつけたられたからです。
いままで、大量に買う上客のブローカーは納期にはうるさいが
品質には一切文句を言わなかった。
ところが、一方、我々は、購入する数量は少ないのに、
とやかく品質にうるさい、何だコイツは!と、いう印象だったそうです。

その後、我々が日本人だったことで、台湾の本国人の
彼らにとって、親日意識があったこと、
そして、なによりも我々が本気で彼の商品Hotstuffボディの
良さを理解し、普及させようとしていること、
この2点が大きな決め手になったのでしょう。
その後、直接、会うことで相互理解が深まり誤解は徐々に無くなりました。

今回の補修改善の要望にもスンナリと応じてくれました。
(今まで、中国との商売ではとにかく、
麻煩マーファン、”めんどくせェ”と言って
細かいことを言うと、拒否されることが多かったのです)


最終的に顕著な瑕疵の5パターンについて
現品を渡したので、帰国後に、
さっそく作業をしてくれたようです。
後日、型の補修を完了したと連絡が来ました。。


残念ながら、現在のシリコンボディの
製造レベルではボディ全身にわたって
まったく瑕疵の無いものを求めることは不可能です。


ですから、女性の肉体美にこだわれば、
手足の部分は、ある程度はガマンできても
最も重要なバスト、デルタ、ヒップの3箇所の瑕疵は
どうしても、妥協できません。

このため、BQカスタムでは、バスト、デルタ、ヒップの
3箇所すべてに、瑕疵が無いことが絶対基準です。
4月、5月と検査したもので、2点は合格なのに、
最後の1箇所が、型に入ったキズがもとで
残念ながら不合格、、、


実に多かったです。それだけに、今回指摘した、
典型的な5箇所のキズが補修されて改善されるだけで、
BQカスタム品が認定できる確率が上がるだろうなあと
ものすごく楽しみです。


本日、6月分の入荷が台風と一緒に^o^
工場へ到着しましたが、残念ながらこの分は
補修が間に合わなかったので、
新しい型による生産ボディは含まれません。


ただ、次回、7月入荷分は100%該当するので
かなり、BQカスタムが出るのじゃないかな?と、
期待しています。

まったく瑕疵の無いバスト、ヒップ、デルタを持った
ホットスタッフボディを眺めていると
ホントに、感動するんですゼ、ダンナ!



2012/06/14

●● 3回目の台湾出張 その⑤ やけくその熱炒だぜ!これぞHOTSTUFF!(洒落かよT0T

台湾人の食欲には (まあ、中華圏は皆、そーですが、、、)
あきれて、足取り重く外へ、、、

ところが、あまりに夕陽が美しかったので
写真を思わずパチリ。
とにかく、台湾は、恐ろしいぐらい街中もキレイなんです。
日本よりもね。

台北市の松山駅前。中央奥は、観光名所の台北101タワー。


同じ、中華系でどうして、こうも違うのか、、、
多分、対抗意識かも。大陸の中国みたいに不潔、不道徳、不親切、、
なりたくないという気持ちがあるんだと思います。
だから、いまでも、文字だけは、
日本と同じ漢字(繁体字)を使っています。
中国では、簡略した漢字(簡体字)を使っています。

だから、日本人が中国へ行くと漢字が読めません。
でも、台湾は同じ漢字なので読める、ということが起こります。

さて、どうやら、G&Sさんが美味しい熱炒の店のある場所を
知ってるらしく、そこへタクシーで行くことに。
(そこまでしなくても、いいってバ!
オイラは、そのままホテルへ帰りたかったデス、、、)

今、台湾の若者の人気食がこの熱炒(ルーチャオ)らしい。
まさに、HOTSTUFFの英語そのもの、悪い洒落かヨ!
これは、油で炒める料理なら何でもOK,
それこそ、野菜炒めから焼きそば、フライまで何でもある。
但し、価格は必ず100NT$ポッキリであることが条件。

ちょうど100NT$硬貨一枚で一品一皿食える、、、
というのが手軽でウリらしい。

日本で言えば、100円ショップみたいなもんか。
ただ、100NT$は日本円で300円ですから、
牛丼一杯分。日本なら、これでジ・エンドになるのが
台湾では、あれもこれも食べたいから、
これを何皿も注文するわけですよ!

結局、4人で10皿くらいかな、、、
ビールは、台湾ビールを初めて飲みましたが、
スタンダード(安い)がスーパードライ風、
デラックス(高い)が、キリンラガー風。
そんな感じでした。

こういう熱炒専門店街が一区画に集中してあるのです。
これに来られると、他の一般食堂は客を取られてつぶれるそうです。
屋台ではなく、ちゃんとした食堂形式で、けっこう若い人や
会社帰りのサラリーマンでにぎわってます。
基本的に外食が安いから、家で食べないのかね、、、

そして、まあ、仕事の話をするわけですね。
中華圏では、たいていの小さいオーナー企業は
食事しながら、商談がスムーズにいくみたいですね。

G&Sさんは、プロのヘッド作家ですから、
日本でのヤフオク出品やら、ヘッドリペイントの請負いなど
生計を立てる必要があるので、大変です。
日本のヤフオクで活躍しておられる作家さんのほとんどは
会社員、主婦の方たちのサイドワーク、副業として
やっておられる方が多いですね。

ここでの話は、もっぱら先ほど見てきたホットトイズのショップに
あった、ホットトイズのヘッドの造型に関してでした。
ただ、関さんの通訳の訳語が正しいのかどうか?
ちょっと、あいまいなのですが、彼らが言うには、
ホットトイズの最近の超リアルなヘッドは、
韓国のアーティストの原型を基に、量産用のヘッドは、
なんと!

ミッションインポッシブルの映画のように、自動的にヘッドを造型し
おまけに着色(転写という訳語なので?イマイチよくわからんが)
まで、自動的に処理されるらしい!
転写というと、どうしてもデカールや転写プリントのイメージが
あるので、あのホットトイズのリアルなペイントと
どうつながるのか、イメージしにくい、、、

その後、最終チェック仕上げに、ハンドペインティングによる
修正が入るとか、、、

私は、着色は全部、ハンドペインティングだと思うんだけど、
自動転写(訳語はあいまい)されるらしい。
機械そのものは、世界で一台しかないワンオフとか、、、
このため、リペイントするときは
普通の塗装じゃないから、元のペイントを落とすのが大変だそうです。
リペイントされている作家さんは、ご注意ください。

特殊な自動着色だから、塗料も特殊染料らしい。

まあ、オイラは、ヘッド製作の才能が無いんで、、、ハイ。
おお、そうこうしているうちに、やっと9時頃になって
終わりみたい、、、( ラッキー ^o^



2012/06/08

●● 3回目の台湾出張 その④台北唯一のフィギュア専門ショップでG&Sさんと再会!

事務所の中に入ると、ずいぶん静か、、、

昨夜、深夜まで飲みすぎたので
どうやら、今日は、仕事休みになったようです。

社長がでてきて、工場の奥で商談の続きです。
詳しくは、次回にまとめてお話しますが、
品質の改善と、今後の新商品の開発について
お互いに話し合いました。

しばらくすると、奥さんが挨拶しに来ました。
いやあ、やはり美しいですね。
誰に似てるかなぁ、、、
ちょっと思い浮かばないや。

清楚なタイプで、声が可憐なんです。
なんで、このオヤジと?、、、

と、思ってしまうのは、オイラだけ!?

でも、着いたのが11時だから、しばらく話したら、
もう、昼食に行こう!
と、来た。
バイキングの人気のレストランを予約しているらしい。
(トホホ、、、もういいってバ ToT )

バイキングだから、自分で取る量を調整すれば
いいっか、と思ってたら、
なんと!
オーダー方式のバイキング。
自分で、取りに行くんじゃないんです~!

ということは、オイオイ、無制限じゃんか!
おまけに、日本のように時間制限も無い!
死ぬまで食えってことかァ~!
気がつけば、20皿超えてんだもんね、、、
あなたたちは、底なしかぁ~?
(ハイ、アリガト。 台湾友好アルネ! ダイスキ! )

そんななか、食事中の会話で、台湾にフィギュアショップがあるのか
有れば、見たいというのが、きっかけで
そのまま、食後に、見に行くことになりました。

いわゆる、日本橋、秋葉原にある、レジン系、
ソフビ系の美少女フィギュアショップと同等のものは
台北駅の大きな地下ショッピング街にありました。
17番出口付近に固まってお店が並んでいます。
台湾の地下ショッピング街も、美しいので
日本と変わらないですね。

さて、ショップ内の値段は、日本よりも高め。
平均1万円前後。(日本では、6~8,000円ぐらいでしょう)
こんな高いものを台湾の若者が買えるのかなあ?
と、感じましたが、けっこう冷やかし客は多かったです。
また、さすがに、こちらもワンピースがいっぱいです。
たぶん、ハンドキャリーで日本から持ち帰って
売ってるみたいですね。

それから、次は、我々のジャンルである、
1/6アクションフィギュア専門の店が1軒だけあるとのことで、
そこへタクシーで行くことに。
おまけに、なんと、G&Sさんも、久しぶりに私たちが来たので
ぜひ、会いたいということで、そのお店で会うことに
なりました。

再会の記念すべき写真が
コ・レ・ダ!

左から 通訳の関さん、Edation社長、私、G&Sさん 2012.5.29
左後ろの中央の赤い箱が”300”。その上は、ブラックウィドウ。

背の順にうまく並んでますな、ハイ。
年の順には、並んでないですよ。
関さん(?)→私(55)→社長(43)→G&Sさん(35)となります。

こちらのお店は、ホットトイズから全て仕入れており
たいていのものが在庫としてありました。全品買取はすごい。
300のレオニダスもあったので、値段を聞いたら
40,000円ほどなので、通関費用を考えたら止めました、、、
でも、在庫としてあること自体がスゴイ。
全体に、日本より高いです。
台湾のホビーストは、我々よりも裕福なのかネ?

所狭しと、フィギュアが並んでいるでしょう?
1/6マニアには、絶大な人気のあるお店だそうで
現在、ホットトイズの原型製作を一手に引き受けている4人の
韓国のアーティスト(日本で言うところの有名原型師)が
わざわざ見に来たそうです。

そのときに、残したサインが
コ・レ・ダ!



今から思うと、店長さんの写真撮るの忘れた!
ごめんチャイ。
お店の名前は、”泡泡龍” パオパオロンという
泡吹いた龍ですか、、中華系はワケわかんね、
というような名前が多いです。ハイ。
ネットショップもあるらしいので、興味のある方は
ググって見てください。

あと、お店にG&Sさんのリペイントした
ブラックウィドウのスカーレットヨハンソンが飾ってありました。
店長がカスタムドールのために、ヘッドを依頼したらしいが、
とても美しくて、オリジナルと全然違う素晴らしさ。
いくら?と聞くと2万円といわれたので、あきらめました、、、
ドーデもいいけど、何か高いっスね、このお店。

(それなら、本人が横にいるから、後日、日本から
持っているオリジナルヘッドを送って、リペイントしてもらったほうが
安いヤロ ^0^)

少なくても、日本橋では、ホットトイズ専門に
ここまでそろえた店はないだろうなあ、と思いました。
そうこうしているうちに、もう6時ごろになったので、
熱炒を食べに行くことになったらしい!

(もう、ホント、、、気遣ってくれなくて、いいんだってバ ToT )

地獄の食い倒れツアーは続きまする、、、


2012/06/05

●● 3回目の台湾出張 その③ これがEdation社だ!

あれから、早いもので、もう1週間ですか、、、
先週の今頃は、全て終わって、
ホテルから現地ブログを投稿したんだっけ、、、
1週間はあっというまですね。

さて、翌日は、たった4時間でまた8時に起床。
まだ、昨夜というか、4時間前まで
食べて飲んだ分が胃から下がりきってないのに
9時には、もうホテルの朝食です。

ホテルサンルート台北店の朝食は、
B1の日本レストランで和洋バイキング形式なのですが、
ここが非常に美味しいのです。
宿泊費に入っているので、無料なので、
ついつい、食べてしまう、、、、 (昨日から1トンくらい食べたか!)

さて、今日は、11時に会社に来て欲しいとのことでしたから
10時過ぎにタクシーで出発です。

さいわい、今日は、朝から、とてもよい晴天です。
昨日の雨上がりのせいか、空の透明度が
非常に良く、日本と同じ。
いつも、黄砂やスモッグでかすんだような上海とは
雲泥の差です。

半年空いたので、ちょっと道を忘れたのですが、
近づくにつれて、思い出しました。

ああ!
ここだ、ここだ!
マンションの敷地内にあるので、入り口でタクシーを降ります。

今回は、デジカメを忘れずに持ってきたので
皆さんにもご紹介します。

Edation社の写真が

コ・レ・ダ!


江勝五^行の看板は、前に入居してた会社のもの。会社の看板描く時間が無いとのこと!

たいていの方は、きっと、驚くでしょうねェ、、、

これが、あのホットスタッフのEdation社か?
会社というよりか、まるでトーフ屋じゃねぇか。
そのまま、ハチロクが停まってんじゃネ?

いえいえ、これが、皆さんのお手元にあるホットスタッフ
ボディの生みの親である、あのEdation社ですよ。
全てのボディは、ここで生産され、香港ブローカーと
我々ビザールクイーンに対してのみ、出荷されるのです!


まあ、中国で仕事してる人は、こんなもんだと納得でしょうが。ハイ。
中華圏では、起業ラッシュですから、
SOHOクラス、従業員~10人だと、
いつでも撤収できて、移動可能な機動性を持たすため
こういう佇まいの会社がほとんどですよ!
そのかわり、恐ろしいくらいの数が一区画にひしめき合っています。

日本のように、オフィスビルや工場などは
固定してしまい、機動性がなくなるので流行りませんよ。
さっと儲けて、さっと撤収する。
そして、また新しい儲け話を探して移動する、、、
そんなビジネススタイルですね。

ハイ、それでは、
戸をガラガラっと、開けて

”まいど~ッ!” じゃ、ねえや、、、

”ニーハオッ!”

2012/06/03

●● 3回目の台湾出張 その② GIバーで商談!

”Edation社の社長さんが来られました!”


と、部屋に電話が入ったのでフロントへ。


”你好! 好久不見, 你好嗎?"
”ニーハオ、ハオチュープーチェン、ニーハオマ?”
と、ツルツルと中国語で挨拶します。
(いやなに、ペラペラなわけじゃなくて、、、
 過去何度も言ったので、イヤでも自然に覚えたデス)


”まいど!久しぶりやん、どないでっか?” (大阪弁の訳)
”こんにちは!お久しぶりです。お元気ですか?” (共通語)
ですかね。


お互い、黒のポロシャツでラフな格好です。
間違ってもスーツなんか着ないですよ。
それにしても、時間厳守です。
これは、驚異的。長年、中国で時間のルーズさに
閉口したから、台湾はちがうなあと実感します。


さっそく、前回同様、GIバーの集まっている
路地へ3人で歩き出しました。
さいわい、雨は止んでいます。


かつて、台北市内にアメリカの駐留軍がいたせいで
いまでも、そのときのバーがたくさん残っています。
ダンサーなどのいる、派手なところもありますが
商談できないので、ビリヤードがある、
もうすこし、静かそうな店に入りました。


ほんとは、昼間に商談を終えて
夜は、仕事抜きで歓談するのが私の流儀なんです。
これは、日本でも同じです。
基本的に、仕事と遊び(オフ)ははっきり区別して
それぞれ100%フルで集中する。
それが正しいと思います。


ただ、海外では、通用しないので
というか、特に中国では、
酒が入らないとスムーズに事が運ばない場合
(特に、役所や共産党相手のときは)が多いので、
仕方ないですね。


さて、さいわいEdation社の社長さんは
それほど、酒好きでもなく、ビール党なので
助かりました。ビールなら、飲んでもすぐ醒めるので
クールに商談できます。
お互い、もう大人で、イッキ飲みもしないし
自然のペースで飲めたから、ほとんど
平静でした。そこで、この日は
すべて、生ビールの大ジョッキのみとなりました。




ただ、問題はですね、
あて、つまみが多いこと。
と、言うか、正確に言うと料理じゃん!
こちらのGIバーでは、店の中に厨房なんかないので
結局、どうするかと言うとですね、
オーダーした料理を、
どうやら近所の屋台に電話して作らせてるらしい。


ほんでもって、
ママが取りに行って、そのまま席まで
持ってくるのです。
それも、屋台の紙パックに入ったままでね!
まあ、皿に移し変えるのも無駄だし、
省エネかな、、、と変に納得するのですが、
これが、またすげー量の、品数になる。


なんせ、つまみじゃありませんよ!
本気の晩御飯のおかずですよ~!
無いのは、ご飯だけか~!
現地の野菜炒め(チンゲンサイ)が山盛やら
車えび大のえびのフライが山盛りなど、、、
あの、、、
オイラはまだ、さっきまで、夜市で死ぬほど食ってきて
まだ、胃から下がりきってないんデスが、、、


これらに囲まれて、生ビール大ジョッキで
スタートです。 (トホホ、、、早く帰りて~)
基本的に、雑談して、
商談になって、また、雑談して、
商談になっての繰り返し、、、
そのうち、ノッテきたのかな?
社長さん饒舌になってきた!(オイ、オイ ^0^)


どうやら、普段,型にシリコンを流して
ひたすら生産に追われているので
会社と自宅の往復だけの毎日のようです。
このため、話す機会が少ないのでしょう。
まだ、43歳くらいだとのことですから
私よりも10歳以上も若いです。


そのうち、22時くらいになってくると
50~の外人オヤジで一人で飲みに来る客が
増えてきました。あと、ホステスをつれた
中国人らしいグループがビリヤードをしながら飲んでます。


この店は入り口すぐが、一般的なカウンター席で、
奥がテーブル席10席くらいですか。
その最奥がビリヤード台が1台。


通常、店内のBGMはそれなりに鳴りますが、
基本、外人バーなので客は結構静かに飲んでる人が多い。
ただ、例の中国人のグループだけが余りに騒ぐので
Edation社の社長がキレたらしく、
カウンターよりの席に移ろうと言い出しました。
(何度も言いますが、台湾人は中国人が嫌いなんです)


これを機会に、例のあて、つまみも総入れ替え!
( トホホ、、、もう、いいってバ T0T)
台湾人のネイティブ二人はますます元気になってきた。
夜型の民族だなあ、、、と実感しましたね。ホント。


カウンターにいる、ホステスさんに
社長がつまみのオーダーをするために呼ぶのですが
外人客とツーショットで、まったく反応しない。
どうやら、フィリピン系の顔つきなので
中国語があまりよくわからないようです。
結局、ママが来てオーダーを受けてくれたのですが
このフィリピン嬢は、観察してると、
外人の一人客ばかり相手にして
結構、マメにあっち行ったり、こっち行ったりして
それぞれの外人と盛り上げて飲ませています。
いつのまにやら、一人にはワインボトルまで!
注文させてグラスでツーショットしてますよ~。


どうやら、社長さん、この子が気に入ったらしく
ウチの関さんに彼女を呼ばせたみたい。
そんでもって、3人でなにやら、いろいろ話し出した。
良く見ると、南米系のフィリピン人ぽい、、、
ロングの茶髪のカーリーヘアで
とても笑顔の素敵な超美人で、27,8歳てとこか、、、
あきらかに、台湾人ではありません。


そのうち、また外人さんの方に行っちゃったのですが、
何を話してたのか聞くと
母親がフィリピン人で、父親がスペインとメキシコの混血とか。
離婚して子供が二人いて、母親に預けて自分だけが
単身台湾に出稼ぎにきたとか、、、
(オイオイ、何を聞き出してんの、そこまで聞くかヨ~ !)


早い話が、プロのホステスとして、彼女は仕事に徹してただけで
必死で自分の売り上げのために、飲ませてたんだ、、、
ちょっと、ホロ苦いビールになりました。ハイ。


と、まあ商談もしながら脱線もするedation社の
社長さんの意外な面を見たわけですが
なんと、もう、午前3時になってます!
おまけに、いつのまにか生ビール大ジョッキで10杯は空けてしまった。
ビールと、つまみでもうお腹はパンパン、、、
酔いはしないが、口から食べたものが全部オーバーフローしそう、、、、
さすがに、初日は時差ぼけもあり
1時間余分に活動してるわけで、もう限界です~。


やっと、お開きとなってタクシーで帰ることに。
途中、ホテルで降ろしてもらいました。

午前様で帰って、今頃、美人の奥さんにシバかれるんだろなあ、、きっと。
まあ、フィリピン嬢に鼻の下伸ばしてたんだから、しかたネェな。


社長さんも明日の仕事(というか、もはや今日の仕事ですが)
どうやら放棄したみたい、、、
結局、商談の続きをするために、
明日の11時に会社に行くことになりました。
ホテルに帰って4時。起床は8時。
たった、4時間しか眠れません。


きついなあ、と思いましたが
まだまだ次の日もハードコアなスケジュールが続くとは!
知るすべもありません。
ノンストップの食い倒れ地獄と、
予定外のG&Sさんとの再会、そして台北唯一のフィギュアショップへの
訪問が待っていたのです!









2012/06/01

●● 3回目の台湾出張 その① 台湾は今日も雨だった、、、

無事、一昨日の30日に帰国したんですがね、、、
どうも、食い疲れでしょうか、調子悪いです。
食欲が無い、、、 (アタリマエか!)

でも、まあ元気をだしてゴー!

初日は、28日の月曜日でした。
今回は、かなり海外出張の間が空きました。
台湾は去年の12月から、
上海も今年の1月から、ずっと行かなかったので
ちょっと出張のリズムが狂います。
時差や食事による下痢ですね。

中華圏へ行くと、たぶん油だと思うのですが、
初めて行かれると、下痢します。
でも一回行くと、体内に免疫ができるので (ホントかァ?)
2回目以降は下痢しなくなります。
ただ、半年近く空くと免疫効果が無くなりまた下痢します。

本場中国では、ギトギトの油ですが、
台湾は日本よりの上品な感じです。
それでも、やはり今回は、調子悪かったですね。

出発時は、晴れでよい天気でしたが、
到着すると、雨でした。
いままで、中国大陸では、
90%以上の晴れ男で有名なんですが、
台湾では、からきしダメ、、、
ホントに90%以上雨です。
台湾はとにかく多雨な気候のようですね。
つねに、傘を持参する必要があります。

昼間は、Edation 社の社長さんは生産に忙しいとのことなので
夜、20時からホテルで待ち合わせになりました。
しかたないので、時間をつぶすために、
まだ、今までに行ってない観光地に行くことにしました。
でも、もう101タワーや故宮といった修学旅行コースや
蒋介石の巨大な鉄人28号みたいな像がある、
(古いかァ~?、今時で言うなら、巨大なガンダムか)

巨大スケールの中正紀念堂などめぼしいところは行ったので、
あとは、300年もの由緒あるお寺の龍山寺と
衛兵交代の派手な儀式の見れる忠烈祠へ。
(慌てて出たので、カメラ忘れました、、、文章のみで、スミマセン)

しかし、あいにくの土砂降りです、、、
しかたないので、
まずは、遠い方の忠烈祠へタクシーで。
ここは、陸海空の3軍から選抜された兵士が
衛兵として護衛するらしい。
1時間交代で、その間、一切の身動き禁止。
人間GIジョーか、1/1フィギュアになりきらねばナリマセヌ!

左右、2名の衛兵と身動きしてないか監視役の教官の3名。
なんと、その間1時間は、瞬きも禁止。
じっと、見据えたまま、、、
そこまでやる意味がよくわからん!
着いた時の衛兵ペアはかなりベテランらしく三白眼で
身動き一つしなかったが
交代後のアンちゃんは、平気で瞬きしてる!
はたで見ててもアマいナ、とわかる。
あとで、教官からシバかれるらしいと、
通訳の関さんが教えてくれました。

でも、ドドぉ~と、観光バスで中国人の連中が
押し寄せてきて、ぎゃーぎゃー騒ぎながら、
衛兵をバックに記念写真とりかますから
アンちゃんたちも大変ですわ、、、(台中は犬猿の仲ですからね)
でも、彼らの前でおバカして笑わせたら、
どうなるのかなぁ~?、などと考えながら見てましたが
とにかく、すごい土砂降りなので次へ行くことに。

次は、300年の由緒ある龍山寺へ。やはり、雨。
それでも、熱心な信者の方たちが念仏を唱和していました。
ただ、予想外に狭くて、回廊は人でいっぱい。ぎゅうぎゅうです。
祈り方は、日本同様、台湾人は正面に頭を下げて祈ります。
上海のデカイ有名な寺の龍華寺では、
中国人は東西南北4方向に向かって頭を下げて祈ります。
ただ、右回り、左回りの区別は無いようでテキトーみたい。
特に、仏教とも思えない不明の西太后みたいな仏像なのに
南無阿弥かな?読経してるおばあちゃんの念仏書
見たけど、よくわからんかったですね。

てなことしてると、もう6じごろになったので
龍山寺回りの夜市で食事することに。
この付近は、歴史のある老街なので古い町並みです。
上海で言えば、豫園ですね。
食事といっても早い話が食い歩きです。

ただ、雨がふってるので
流石に、前回のような食べ歩きはできないので
屋根のあるところでしか食べられません。
結局、
臭豆腐、豚足、台湾風お好み焼き、麺などを食べ歩きました。
でも、日本人のオイラは、
ほんとはトットと一軒で済ませたいのですがね、、、
台湾人の関さんと一緒なので、そうもいきません。

屋台といっても良く考えると、合計1000NT$ほどになります。
今、円高なので1万円=3550NT$でした。
だから、3000円くらいですか。結構、高くつくわけです。
ちなみに、ホテル近くの台湾の吉野家が牛丼98NT$だったから
約300円!日本と一緒じゃんか?それなら、吉野家で済ますほうが
安いし、楽なのに、、、あとの祭りです。

こんなわけで、ちょっと、食傷気味でゲンナリしてきたのですが
これが、まだまだ序の口だなんて、
この時点では、思いもよらず、、、
恐ろしいハードコアな初日はまだ始まったところだったのです!

ホテルへ戻って、しばらくすると、20時前に電話が。

”Edation社の社長さんが来られました!”