先週は、ずっと、本業の仕事で
忙しい一週間でした。
今までの工場の設備を、
新しい商品の生産設備に入れ替えるために
7年近く、稼動してきた編み機を処分して
新しい設備を置くスペースを作る必要がありました。
移転前の機械室です。 |
移転処分したあとの機械室。ここに、新しい設備を入れます。 |
10台ありましたが、4台だけ残して
あとは処分しました。最近の同じような機械は
すでに、コンピューター制御の編み機になり
メカ部分はほとんどありません。
商品の規格変更も瞬時に行なえるため
弊社のような旧式機のように、油にまみれることなく
保守作業ができます。
時代の流れですから仕方ないのですが、
長年、面倒をみてきた機械を
スクラップせざるを得ないのは
ちょっと、忍びないですね。
そういえば、機械や生産ロボットに愛称をつけて
人間同様、可愛がるのは日本人だけだそうですね。
我々、日本人は、言葉にさえ魂がこもるという
考え方をする民族ですから、
あらゆるものに、命が宿るとみなします。
必然的に、古来から雛人形や五月人形、
はては菊人形まで、日本人は人形を愛し、
現在のフィギュア、クールガールなどの
趣味の世界が成り立つという
素晴らしい文化につながるのでしょう。
それでは、いよいよ明日から3日間ほど
台湾に初出張です。一般生活から
ビジネスまで、中国と台湾の違いを
体験するのは、とても楽しみですね!
違いを体験