2013/04/07

●● マブイぜッ!これがホットスタッフのスリーサイズだッ!

  先月末に、根性で完成させたホットスタッフの3Dデジタルモデルですが
これを、3次元の裁断パターン作成ソフトに入力すると
いとも簡単に、各部の実測寸法を表示してくれます!

  そこで、気になるホットスタッフのスリーサイズを
調べてみました。輪切りにする感じで、円盤状のスケールを、
各部に合わせると、ちょうどメジャーを当てて
計測したのと同じように実測値を表示してくれます。
このソフトでは、スケールを自由に変更できるので
今回は、わかりやすいように現実世界と同じ1/1スケールで
ボディデータを読みこんで、表示させてみました。

  その風景が、コ・レ・だ!!

まずは、トップバストから。81.25cmですね。
次は、アンダーバスト。62.32cm。

お次が、ウエスト。56.68cmかぁ、、
そして、最後にヒップ。88.49cmです~。


おまけに、左右のニップル間は16.15cm!1/6スケールで27mm。
お手元のホットのボディを測って確認してみてください!
と、まあ結局、B-W-Hは81-57-88cmのようですね。
ですから、1/6スケールに換算すると135-95-146mmと
なります。お手元のホットスタッフボディで
実際に確認してみてくださいね。だいたい、そんな感じでしょう。
さすがに、理想に近い美しいボディと言えますね。

  このソフトは、実際にどう使うかと言うと
アタリをつけるために、まずはシンプルなマネキントルソーに
実際にレザーウェアのデザインを描き込んでいきます。
ですから、リアルなモデルデータとは、また別に
編集加工したモデルデータを作りました。

それが、コ・レ・だ!

試作開始用にデザインデータを直接描き込みやすいように、別途モデリング作成したホットスタッフの加工ボディ。

  通常、ランジェリーなど、身体に密着するブラ、Tバック、コルセット、ビスチェなどは
従来のリアルな形状のデジタルボディを使って描き込みます。
微妙なボディラインに沿わせる必要があるからですね。


  一方、スカートやジャケットなどはボディの形状がリアルすぎると、
逆にデザインがしにくいため、着衣状態のホットスタッフの
ボディになるように(所謂トルソーに近い形)
モデリングしたデジタルデータを別途、作成しました。
このような形状に直接、デザインを描き込む方が便利だからです。
それでは、どうやるのかというと実際のデザイン風景のサンプルが

コ・レ・だ!


試しにトルソーボディに描き込んだデザインが、ボタン一発で左のように2次元の平面裁断パターンに瞬時に展開されるのです!

  テストに、テキトーに描いてみたタンクトップもどきの立体デザインですが
ボタン一発で、瞬時に左のような平面図として、展開されます。
凄いわ!

  これをそのまま、裁断すれば、試作が出来上がりですわ、、、
私の今までの苦労は、いったい何だったのか (グスン、、)
ここまで、できれば実戦的ですから、
実際にアパレル業界での業界標準必須ソフトなわけですね。

  ですから、画面上で、何種類か、アレンジしたパーツをデザインして
そのまま、平面展開させ、レーザー裁断機にデータを転送し、
レザー皮革を自動裁断させれば、即プロトタイプの縫製に
かかれるわけですね、、、
新製品の開発にかかる時間と試作労力が半減しますぜ、ダンナ!