2013/04/02

●● ついにホットスタッフの3次元デジタルモデルが完成!ToT

   この下のブログ日付見ると、ちょうど事務所引越しのため
出張した2/19ですか、、、

   あれから、なんとか引越し作業を終えて帰国したのが
ちょうど、一ヶ月前の3/2でした。あっと言う間に、一ヶ月が過ぎたんですね、、、
私にとっては、ほんとに長い1ヶ月でした。
この3月の間は、突貫工事でモデリング作業を行い、執念でやっと完成させたのが

コ・レ・だ!


こうして比較するとほぼ実物通りですね。
うれしくなって、CG映画並みにリアルなテクスチャを貼ってみました。このままアニメーションさせることも可能です!
後ろもほとんど実物どおり! 


   もう、、何時間作業に費やしたか、忘れました、、、
作業に追われて、ブログどころではなく、失敗の繰り返しで
何度も投げ出そうとキレました。

   思えば、スタートしたのが、去年の暮れでした。
それから、半月は中国出張でしたので、結局、2ヶ月半ですか!
毎晩、そして週末も作業し続けたので、70日x4時間として
まあ300時間くらいですかね、、、
ほとんど、死なせてくれましたね、ホットスタッフのデジタルモデリングは!

  原因は、シリコンゴムのため、接触式では、針が引っかかって
使い物にならず、レーザー方式の3次元スキャナとなり、
レーザー反射の荒れにともなうデータ修正に死ぬほど手間がかかりました。

  シリコンモデルは、二度とやりたくないですが、とにかく
執念でなんとか、ご覧のように完成させました。
3次元モデルのデジタルデータにしてしまえば
もう、何でもできますよ。それにしても、販売店のBizarreQueenが
デジタルモデル化して、メーカーのEdation社自身でさえ、
自分のボディのデジタルデータを持っていないわけですから
どれだけ、私がこのボディに惚れこんでいるか理解していただけると
思います。

  このまま、切削でABSを削り出せば、ホットスタッフの
ハードモデルができますから、いろいろな冶具として
たとえば、甲冑みたいなプロテクターも作れます。

  現に、今は今回の新作のビスチェのブラカップなどは
ハードモデルが無いと作れません。シリコンボディの
バストでは、ふにゃふにゃなので正確な位置決めができないからです。
1個や2個ぐらいなら、力技でどうにでもなりますが、
同じ品質のものを、何十個も作るには無理があります。

  まずは、試作時間の短縮のために、レザーウェアの
デザインをこの3Dの仮想ボディ上に直接、描いて裁断パターンを作り
そのまま、自動的に2Dの裁断パターン平面図にしてくれますから
あとは、これをレーザー裁断機に送り
レザーを裁断させれば、ほとんど完成に近いところから
試作をスタートすることができます。(おお、神よ!ワンダホー)

  今までなら、アタリ用の端切れを当てながら
ちまちま、何度も修正を繰り返してやっとたどり着く
プロトタイプが、一度もミシンを踏まずにWSのモニタの中で
作り出せるとは!

  そんな、すごいソフトウェアを使うために
今までの苦労に耐えたわけです。そのソフトが

コ・レ・だ!

左端の裁断パターンを3次元の仮想ホットスタッフに着せて検証します。
高速なi7クラスのCPUのWSですから30秒くらいで着せ付けシミュレーションが終わります。

  ベースモデルに、ハイヒールを追加して実際のレザーウェアの
デザインがしやすいように実戦的なボディにします。
あと、やはり頭の無いマネキンよりもマリリンモンローみたいな
セクシーなキャラの方が、製作意欲が湧くので(単にエロいだけやん!)
ついでに、追加してみました!

  ここまで完成すると、当然、輪切りにして各部位の採寸も、正確に計測できるので
すごいソフトです。因みに、ホットスタッフのバスト、ウェスト、ヒップは
何mmでしょう?次回は、苦労して作った3次元デジタル版のホットスタッフを
とことんイジリ倒してみますぜ、ダンナ!