帰国してから、知ったことですが
今年の1月以降、異常な大気汚染が中国全土に
蔓延していたんですね!ギョエー!!!
そういう情報は一般には、あまり知らされておらず、
私自身、上海で毎晩、現地のテレビ番組を見ていたのですが
特集も何も組まれていません。
つまり、共産党政府は一般国民に知らせたくないわけですね。
そういえば、なんだか知らんが毎日、天気予報の後に
付け足しみたいに、何かの数値が発表されていただけ。
それも、大気汚染度なんて刺激的な表現は無かった、、、
だから、私も気に留めなかった、トホホ。
唯一見れるBS系のNHKなどでも、これに関するニュースを
たまたま?私が見れなかっただけかもしれませんが
北京を中心に大気汚染が深刻になっているなんて全く知りませんでした。
ホントに昨日の夜に、帰国してからネットで知りました、、、
現地の駐在の人は、命がけですね。
にもかかわらず、日本の上海領事館からは何の注意情報も
出されておらず、いったいどうなってるんですかね。
唯一、北京などのアメリカの領事館が客観的なPM2.5の測定値を毎日発表しており
現地の駐在員はその情報だけが頼りのようです、、自己防衛するしかない。
ですから、上海あたりでは、北京のすさまじい状況は
他人事のような状況です。
というか、知らないのかな、、、
私自身、街の人たちの変化に気付かなかったのだから
特に、マスクをするわけでもなく、ホントに
今までどおりに過ごしている上海の人たちでした。
今から思うと、最終日の2/1は朝から霧(ホントにそう思っていました。
前日の31日の夜から雨だったので)
まだ、事務所の窓から外灘が少し霞んでいる程度。
それが、昼になるとまったく見えなくなり、
視界が300mくらいにまでさがりました。
ふだんは、良く見える有名なウェスティンホテルがまったく見えない、、、
通常は、事務所から見える風景はこんな感じ。左下はマンションみたいな中学校!これらが霧に霞んで見えなくなった! |
今日はヒドイ霧だネエ、、、なんて
マヌケな会話をしてたんですが、それが大気汚染とは!
それなら、写真を撮っといたのに、、、
すごかったですね。あの霞具合は私には、初めての光景でしたよ。
まあ、そんな現状の上海ですが、一方で、
着いた初日の27日の日曜日は、
珍しいくらいの快晴の澄んだホントに美しい青空でした。
だから、大気汚染の上海が余計に信じられないんですよ。
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1900年以降、激動の歴史を歩んだ黄浦区。手前が戦前の歓楽スポットの大世界館、中央を横切る延安高速道路をはさんで右が上海博物館、人民広場。中央が音楽堂です。戦前、このあたりは共同租界の中心で競馬場でした。着いた直後、部屋から撮ったショット。 |
まずは昼過ぎにホテル(正確に言うとサービスマンションです。)にチェックインすると、すぐに
正月直前の上海を散策しに出かけました。
ホテルは上海のど真ん中、1900年からの長い歴史のある
黄浦区にあります。
今回は、正月前でもあるのでフツーの
上海人の人たちの姿をお伝えしようと写真を撮ることにしました。
ふだんは、しょっちゅう散策するので見慣れた風景のため
今回のように写真を撮るのは珍しいです。
さて、それでは、出かけましょう !