2012/10/02

●● う~ん、残念ながらハイヒールの素材探しは時間切れッ!

先週後半は、届いたフランスの2社
デュプイ、アノネイのボックスカーフを
さっそく、テストしたんですが、、、

う~ん、実に惜しいのですが、
1/6ハイヒール、ブーツの表革には
使えないですねェ、、、

何で!?

ハイ、光沢感がちょっと私のイメージに合わないのですよ。
銀面(革の表面のこと)の肌理が
微かにザラついているので
光を反射したときのレザー表面の
粒子感が気になるのです。

もし、1/1のリアル世界でのハイヒールやブーツなら
文句なしに素晴らしいのですが、
それをもし、そのまま、1/6に縮小すると
当然、銀面の肌理も細かくなりますね。

でも、実際には1/1の肌理のままで
1/6サイズの小面積のハイヒールの表革に
使うわけですから、当然、どうしても
肌理が粗く感じられてしまいます。

その点、数少ない手持ちのアンティバ社の
ロイヤルカーフの銀面は、ほとんどザラツキが無く
クリーミィな上品な光の反射光なので
これを使って、1/6のハイヒールにすると
まさに、1/1世界で見るハイヒールの
光沢感にドンピシャなんです。

実際に、1/6のハイヒールを
光に反射させて比較、ご覧いただけば
一目瞭然なんですが、
写真では、ちょっと難しい、、、

ちょっと、がっくりきたんですが、
表革に使えないかわりに、
中敷に使えることがわかりました。

この中敷には、先日、取り寄せた
栃木レザーのワイルドレザーを使うと
ブログに書いたのですが、
ワイルドなだけあって、表面に微かな
キズが多く、ちょっと気になっておりました。

でも、このデュプイ、アノネイのボックスカーフですと
超一級の仕上がりですから、問題ありません。
表革にはちょっと、きついギラつく質感も
中敷ですと、コントラストが効いてバッチリです。

と、いうことで、結局ですね、栃木レザーをボツにして
デュプイ、アノネイのどちらかでいくことにしました。
なんとしても、この超一級のレザー素材を
使って仕上げたいわけです。


てなわけで、残念ながら時間切れです。
いくらなんでも、もう今月には商品化したいので
いったん、ここで表革の素材探しは中断して、
手持ちのロイヤルカーフで行けるところまで
行くことにしました。

無くなったら、明日は明日の風が吹く~、ですね。
皆さん、売り切れる前に速攻でゲットしてくださいッ (ペコリッ)

それにしても、いよいよ、
ビザールクイーンのハイヒール、ブーツは
凄いことになりましたよ。

表革は上品な光沢感のある
    イタリアのアンティバ社のロイヤルカーフ!
インソール中敷はややギラつきのある
    フランスのデュプイか、アノネイのボックスカーフ!
アウトソール靴底は、上品なマット感のある、
    イタリアのインカス社のボックスキップ!

一流ブランド御用達のキラ星の如き
超一流のヨーロッパの有名タンナーのレザー素材を使った
スゴイ、1/6ハンドメイド品になりますよ~!

それぞれが、素材質感が違うので
ハーモニーを味わえます。
ホント、眺めてるだけでも時間が過ぎるのを
忘れるくらい楽しめます。
いや、実際、試作段階でもハマってるんですから、、、

それがまた、
実際にホットスタッフに履かせて遊べるッてェんだから

病み付きですゼ、ダンナ!