2012/03/19

●● HOTSTUFFのマニキュア ①マブダチよ!溶けませんぜ!

さて、今日はHOTSTUFFホットスタッフの
ボディ(私が初心者の頃に破損したヤツ)を
テスト塗りのために持ち帰り、
ウヒョヒョ~、
これで、HOTSTUFFホットスタッフの
マニキュアもペディキュアも
バッチリだぜ!
ふふ、マブくしてやるぜ!
と、気負いこんで
遅ればせながら、たった今作業を開始したのですが、、、

何じゃ~こりゃ
マブダチよ、溶けませんゼ!
肝心の塗料が、、、

先週、到着時、使用方法のメモが
塗料と一緒に入ってたので
念のため本社の台湾出身の関さんに
確認してもらい(マァ、漢字だし、内容がプラモ作り
やってたら、万国共通単語で大体の意味はわかるんだけど、、、)

ちょっと、意味不明の部分がいわゆる、シンナーの部分。
中国語(台湾語?)で松香水!!と書くらしいが
(マァ確かに、その手の人には香水に感じる人もいるかも、、、)
要は、どのシンナーで溶かすかを
再確認してもらったわけです。

一口にシンナーと言っても、日本では、プラモだけで
いっても、アクリル塗料の場合、
Mr.カラーとタミヤでは、別の種類になり混用できませんよね。
エナメルやラッカーなんか言い出したら
それこそ、結構な種類になるわけです。

それが、返ってきた返事は、
”何でもOK!”。
瞬間、嫌な予感が走りました。

え~、皆さんの中にも中国へお仕事で出張、
あるいは駐在された方もいらっしゃると思います。
その人なら、ピンと来ると思いますが
中国人がすぐ口にする言葉に2つありまして、
”可以”と”没問題”。
”可以”とは、カーイーと読み、意味は”OK,OK”のこと。
”没問題”とは、メイウェンティと読み、意味は”問題無い!”ということ。

彼らがこの言葉を発したとき、
99%ロクなことが無い!
たいていは、これらの言葉の意味の反対の結果を
意味します。

つまり、”可以”=ダメ、ダメであり、
”没問題”=非常に問題が有る、を実際には意味します。
多くの日本の現地担当者がこの言葉に苦労してます。

①こんな商品作れますか?と日本から持ってきた
サンプルを見せながら言うと、
99%相手は、”可以、可以”と、ニコニコしながら言います。
後日、出来上がったサンプルを見ると
全然、違うモノを平気で、”どや、スゴイやろ”と言う。
苦情を言うと逆切れして、悪口をわめき散らす。

②商品の出荷、大丈夫だな?と念を押すと
”没問題!”と、誇らしげに答える。
到着したコンテナを開けたら
”なんじゃーコリャ!”、破損だらけのダンボールケース
(通常、パッキンケースといいますけど)
痛んだ商品、、結局、工場で再検品、、、

過去、この言葉で何度も痛い目にあってますから
中国と仕事で関わりをもたれた方は
同じ経験をされたことと思います。

ですから、彼らが
”可以”とか”没問題”と言ったときは
ロクなことが無いんですよ~。

マブダチよ、オマエもか~!
不安は的中!
手持ちのアクリル、エナメル各種シンナー使いましたが
全然溶けません。

分離するか、ドロドロに変質しちゃう、トホホ、、、、
あとは、ラッカー系ですが、これもご存知
ホームセンターへ行けば何種類もありまっせ!
どうやら、休み明けに再度確認してもらうしかないようです。

だいたい、”何でも溶けまっせ”って、アンタ
”ンなわけ、ネエだろうがよぉ”と、ライアーゲーム風に
叫ぶのでアリマス、、、