2011/12/28

●● マニキュアのハンドペインティング①

今回の再販に合わせて、6種類セットにした
カスタムハンド、フットパーツセットを
新登場させました。

結構、人気でびっくりしたのですが、
実は、これ私が色の調合などして
ハンドペインティングしたものなんです。
11月末からとりかかって、途中
台湾出張などもありましたから、
結局、12月後半までかかりました。

日中はいろいろ、やらなければならない
仕事が多くて、とても作業できませんから
帰宅してから、
自宅でこつこつ毎日やって仕上げました。
それだけに、ちょっと心配でしたが
皆さんにチョイスしていただけたので
とてもうれしいです。

前作は、わずかにリラックスハンドx2
とフットパーツでしたので楽でしたが
よく考えると、
今回は一気に3倍の6個になりましたので
予想以上に、作業時間がかかり苦戦しました。
おまけに、一番の原因は
情けないですが、最近、老眼が進んだこと!

もともと、1.5~2.0ありましたので
今でも、1.5ですし遠くは良く見えるのですが
30cm~0cmの至近距離がまったくダメになってしまいました。
まあ、3DCGで長時間のモデリング作業を
してた割りに、よく今まで耐えたなあと思いますが、
あと、10年若ければもっと早く
上手に塗れたのにと歯がゆい気持ちで一杯です。

思えば、中学生の頃に、当時、1/35スケールの
戦車といえば、タミヤの2号戦車くらいしかまともなものが無い
時代でしたが、そのタミヤが画期的なアフリカ軍団の戦車兵などのフィギュアを
日本で初めて発売し爆発的にヒットしました。さっそく、自分も買ったわけですが
当時、その戦車兵の目をブルーの瞳に塗るのが
いとも簡単に出来たのを良く覚えています。
目自体が1mmくらいで、その瞳だから0.3mmくらいでしょう。
拡大鏡も何もなしで、裸眼でよく見えました。
翌朝、さっそく、学校に持っていって
”どや、すごいやろ!”と、自慢してました。

それが、いまでは、日によって、
目の調子が悪いときは、2重にぼやける
良いときはピッタリピントが合う、、、そんな毎日。
だから、ハンドペイントの作業も
調子が悪いときは、爪のモールドが見えないので
断念することもしばしば、、、

今回の作業では、ほんとに
自分の目の衰えを痛感しましたね。
せめて、あと3年くらい前なら
ヘッドペインティングも可能だったかもしれません。
でも、とにかく、見えなければ
技術の発揮しようが無いですよね、、、