2011/11/26

●●HOTSTUFF工場訪問⑬ これが、あの台湾のヘッド作家か!

ドアが静かに開くと、
中から若い男性が出てきました。

ヘッド作家という仕事内容から想像できないような
体格の良い、
そして、優しそうな風貌のイケメンであります!

すぐ、部屋の中へ通されました。
部屋の中といっても、
こちらは(中国もそうでしたが)
入り口に日本のような玄関はありません。
また、
日本のように玄関に土間があり、
そこから一段高くなった床が室内に続くという
施工でもありません。
言い換えると、ホテルと同じ感じですね。
室内の床は外と同じ平面高さなのです。
ただ、最新式のマンションだと、
日本式になってるのかもしれませんが、、、
したがって、通常は入り口に
玄関マットを敷きそこで靴を脱ぐ習慣です。

このため、たいていは
ドアを開けて入ると即リビングルームに
面する間取りが大半です。
日本のように廊下があってその周囲に
部屋が配置されるのではなく、
リビングを中心に各部屋が配置される形です。
このあたりは、中国のマンションも同じです。

このため、靴を脱いで
おもむろに部屋を見たら、
なんと正面にバーベルのベンチプレスが!!

めちゃくちゃ強烈な印象でした。
今述べたような室内のつくりですから
目の中に飛び込んでくる感じ、、、

これが、あの台湾ヘッド作家か!!
つまり、日頃、集中力を要する精緻な作業をしているからか、
バランスを取るために身体をボディビルで
鍛えているんですね。
すごいわ、、、

その横に応接セットがあり、そこで
いろいろお話を伺うことに。
まだ、独身のようで3LDKくらいの広いマンションを
住宅兼作業場にしているようです。
いわゆるSOHOの典型パターンですね。
冷静になって周りを見回すと
まあ、ベンチプレスとバーベルは別として
ヘッド商品撮影用の接写セットスタジオと
フィギュアのディスプレイ、そして
HOTTOYSなど、フィギュアのパッケージや
ケース類が積み上げてあります。
このあたりは、やはりフィギュア作家だなあという感じ。

自己紹介のあと、彼が自分の作品を見せてくれました。
一目見て、どこかで見たことがあるなあ、、、
あっ!!
ヤフオクの常連作家!とピンときました。
皆さんの中にも、日頃、カスタムヘッドをチェックしている方は
きっと、ご存知でしょう。
そう、この方は
”G&S”さんだったのです。
独特のロゴマークをいつも出品作品の写真の中に
入れておられるので、印象に残っていたのですが
まさか、その人と、この台湾の最北の地で
実際に対面することになるとは。
(帰国してから、ヤフオクチェックしたら確かに
発送地が海外台湾となっておりました)

どのような作風かというと、日本の有名な作家さんでいえば
”ひなたなお”さんや、”Cyclonsp”さんのような
リアル系のヘッド作家です。もちろん、アニメ系との
両刀づかいですが、どちらかといえばやはり、
リアル系が好きだそうです。
たまたま、
今日、26日現在出品しておられるので今夜11時までなら
ヤフオクのクールガールの欄で見ることができます。

私としては、”全員悪女”シリーズで
オリジナルフィギュアを作りたいこと、
ボディはHOTSTUFF,カスタムウェアはビザールクイーン、
あとは、ヘッドをコラボしてもらえる作家を探しているということを
熱く語りました。
やがて、彼は立ち上がると
自分の作業場へ案内してくれたのです。

”今まで、誰にも見せたことが無いのですが
どうぞ、こちらへ、、、 ”