2011/11/19

●●HOTSTUFF工場訪問⑨ 商談開始。

食事が済んで、再び工場へ。
いよいよ、商談を始めるわけですが、
初めにお話したように、
来客を想定していないようですから
商談スペースがありません。

結局、作業場から空き椅子をもってきて
社長の机の前で私、間に通訳の関さん、
そして、許社長さんの3人で話を始めました。
まず、我々の商品を見せて
単なるブローカーじゃなくて、
我々自身が、職人であり、
1/6レザーウェアを開発製造販売と
一貫して行なっていることを説明しました。

中でも、スワロフをはめ込んだ、
1/6のハイヒールサンダルに感激したらしく
HOTSTUFFボディに履かしてほしいとのこと。
非常に、不思議な縁だと思うのは、
私の作ったオリジナルフットパーツと
彼のボディの足はほとんど同じ形なのです!
おなじ、センス、美的感覚を持っていると言えるでしょう。
まあ、だから、HOTSTUFFボディを定番販売したいと
思った理由の一つなんですが。

そのため、本来は、私のフットパーツをつけた
クールガール、TBLボディ用のハイヒールが
そのまま、HOTSTUFFに見事に!
履けたときは、私自身、驚いたし、感激したのを覚えています。

ですから、私が自信を持ってHOTSTUFFボディに
履かせたら、彼は急に立ち上がると
作業場へ、、、



と、思っていたら、
めちゃくちゃ美人が社長と一緒に、こちらへやってきた!
私のハイヒールを履いたHOTSTUFFボディを持って
キャーキャー嬉しそうに、通訳の関さんに
いろいろ話している。

どうやら、奥さんらしい!!

なーるほど、、、
いやあ、実は、工場見学のときに
一番、初めに黒いお洒落な服を着て、
とても綺麗な女性が作業していたので
!?、なんか場所に不似合いな感じがするなあと
感じていたのですが、
やっぱり、そうだったんですね。
ご夫婦で、仕事しているわけですよ。
どうやら、奥さんが検査補修と出荷を受け持っているようです。
つまり、ご主人が成型製作まで、
あとは奥さんと役割を分担しているわけですね。

そうすると、他にも見せて欲しいとのことなので
持参していた、ミニスカートと
スリットタイトスカートを見せたら、
興奮したようで
”誰が作ったの?”
”私ですよ。”
”ええ、ホント!?”
”着せて見せて”
いいですよ、と着せてあげると
作業場へ持っていって、
今度は、作業場のみんなでキャーキャーすごい!
(てな、感じでしょうなあ、、、)
と、騒いでいます。

あんまり、欲しそうなので
結局、2着とも奥さんにプレゼントしました。
ついでに
記念写真でも撮りたかったのですが
今回は、初めての訪問ですし
工場内の風景も含めて
写真撮影は一切行なっていません。

やはり、中国系の同業者に知られたくない
(まあ、通常は、どこでも企業秘密ですが)
という思惑が強いのでしょう。
それだけに、
通常は、工場訪問は受けないそうですから。

そんなわけで、商談らしい商談がないまま
一方で、
急に、彼らと私たちの気持ちはうち解けて
親近感を持てるようになったのです、、、