2011/11/06

●●HOTSTUFF工場訪問③ 商談前夜は観光で台湾を体験!まずは地下鉄へ

商談は明日なので、台湾観光で普段の台湾の姿を
体験しておいたほうが、会話がスムーズに運ぶだろうと思い、
ホテルに着くとさっそく、地下鉄に乗って101タワーへ行くことにしました。

ホテルは、ビジネスで割り切ったので、
日系ホテルサンルートのチェーン店である台北店です。
ホテルサンルートは日本では多くのチェーン店がありますが
台湾にもあるんですね。
一泊6500~7000円です。(朝食つき)
日本のビジネスホテル同様の部屋です。
まあ、台湾出身の貿易担当として弊社社員の関さんと
一緒なので、日系ホテルにこだわる必要はなかったのですが。
チェックインするときも、カウンターの台湾人の女の子は
日本語OKですが、まだ慣れないのか
緊張の余り手が震えてたので、こちらが逆に心配になるくらいでした。
これも、上海の日系ホテルのややツンとした、
事務的態度が当たり前のフロントと比べると
すごく、日本人を意識してるのかなあと感じました。

ホテルに着いたときは雨だったのでこれは、帰りの晴天の朝の撮影。
日本同様、一般的なビジネスホテルに近い室内。
部屋の中は、さすがに国土が日本同様せまいので、
日本のビジネスホテルと似ています。
ユニットバストイレが入り口のほうにレイアウトされています。
清潔で、内装も日本同様、ていねいです。
この点は、圧倒的に国土が広い中国のホテルと違います。
同じ値段で、まあ、この2倍くらいは、広いのが普通です。
ただ、清潔感が余り無いのと、内装の工事が荒っぽいのが
当たり前です。まあ、細かいことにこだわらないのが中国大陸風なわけです。
ゆったりとした広々とした部屋にいると、
絶対的なリラックス感があるので、この点は中国のほうが良い点かな。
狭い部屋はとにかく、息詰まるので、ビジネス以外の
観光旅行では、ちょっとつらいでしょうね。

なお、一人で宿泊するときも一般的にダブルベッドが普通です。
シングルは基本的に少ないです。

さて、まずは、上海の地下鉄と比べるため
さっそく、101へ向け出発です。
このホテルは、とにかく、帰りのバスターミナルや地下鉄の駅が
近くにあり、とても交通の便が良いです。
だから、日本の出張者がとても多く利用していました。

5分ほど歩くと”民権西路”駅です。
台湾でも、結局、中国同様、南京路などの中国の地名が
そのまま、道路や駅名に使われています。
国家同士で反目しあっているのに、ちょっと不思議ですね。
最低運賃が20NT$。大阪の地下鉄がたしか200円で、
中国は3元。ついでに、タクシーの基本料金が
70NT$で、中国は13元、日本は500円でしたか?
大雑把に言うと、台湾の公共料金は
中国の6倍くらいですか。
両国とも公共料金は日本より安いです。日本が高すぎる?
もひとつついでに、一般的な食事でいえば、
比較しやすいように日本食での夕食とした場合
台湾は300NT$、中国は60元くらい、日本は1000円くらい?
今、10000円を両替すると、3500NT$, 中国が800元くらいなので
結局、物価レートで換算したら、いっしょですか、、、
みんな1000円と同じ程度ですね。
つまり、海外で日本食食べると ダメですね。
円高のメリットがありません。現地の食事なら
台湾~100NT$、上海~20元なので円高のメリットは
でるでしょう。

さて、地下鉄は基本的に上海と似ています。
ただ、キップがコインなのでびっくり。
中に、ICチップが入っていて、リサイクル使用できる仕組み。
上海は、日本同様、カード形状です。
これらをピタパッとセンサーにあてれば両者とも
OKの仕組みです。

大阪に近い単純な路線数。上海は10本以上あるので複雑で大変。

キップの自動販売機。まず、中央の手の押しボタンを押して、、、

自分の行きたい駅までの料金をクリックする仕組みです。シンプルでわかりやすい。

コイン状のキップ!ちょっとびっくりです。

101タワーへの降りる駅を聞いていた台湾出身の関さん。台湾では彼女が頼りです。

地下鉄に乗ると、まず静かです!驚きです。
上海と決定的な違いです。上海では、携帯で大声で
しゃべりまくるのが普通ですが、台湾では
大阪の御堂筋線にでも乗ってる感じ。
まあ、これが普通なのですが。
車両は、上海同様、固い樹脂製のシート。
これは、台湾も同じ。ドイツかどっかの車両メーカーが同じなのかな?
日本は、クッション入りの柔らかいシートなんで
毎回、座ると違和感を覚えます。

乗り降りもマナーは日本同様、とても良い。
この点も感心しました。
さすがに、最近の上海は共産党の人民マナー教育が
浸透してきたので、ずいぶんましになりましたが
それでも、我先に乗り込む人が多いです。
さて、やっと101の駅につきました。
それでは、降りるとしましょう!