体験しておいたほうが、会話がスムーズに運ぶだろうと思い、
ホテルに着くとさっそく、地下鉄に乗って101タワーへ行くことにしました。
ホテルは、ビジネスで割り切ったので、
日系ホテルサンルートのチェーン店である台北店です。
ホテルサンルートは日本では多くのチェーン店がありますが
台湾にもあるんですね。
一泊6500~7000円です。(朝食つき)
日本のビジネスホテル同様の部屋です。
まあ、台湾出身の貿易担当として弊社社員の関さんと
一緒なので、日系ホテルにこだわる必要はなかったのですが。
チェックインするときも、カウンターの台湾人の女の子は
日本語OKですが、まだ慣れないのか
緊張の余り手が震えてたので、こちらが逆に心配になるくらいでした。
これも、上海の日系ホテルのややツンとした、
事務的態度が当たり前のフロントと比べると
すごく、日本人を意識してるのかなあと感じました。
ホテルに着いたときは雨だったのでこれは、帰りの晴天の朝の撮影。 |
日本同様、一般的なビジネスホテルに近い室内。 |
日本のビジネスホテルと似ています。
ユニットバストイレが入り口のほうにレイアウトされています。
清潔で、内装も日本同様、ていねいです。
この点は、圧倒的に国土が広い中国のホテルと違います。
同じ値段で、まあ、この2倍くらいは、広いのが普通です。
ただ、清潔感が余り無いのと、内装の工事が荒っぽいのが
当たり前です。まあ、細かいことにこだわらないのが中国大陸風なわけです。
ゆったりとした広々とした部屋にいると、
絶対的なリラックス感があるので、この点は中国のほうが良い点かな。
狭い部屋はとにかく、息詰まるので、ビジネス以外の
観光旅行では、ちょっとつらいでしょうね。
なお、一人で宿泊するときも一般的にダブルベッドが普通です。
シングルは基本的に少ないです。
さて、まずは、上海の地下鉄と比べるため
さっそく、101へ向け出発です。
このホテルは、とにかく、帰りのバスターミナルや地下鉄の駅が
近くにあり、とても交通の便が良いです。
だから、日本の出張者がとても多く利用していました。
5分ほど歩くと”民権西路”駅です。
台湾でも、結局、中国同様、南京路などの中国の地名が
そのまま、道路や駅名に使われています。
国家同士で反目しあっているのに、ちょっと不思議ですね。
最低運賃が20NT$。大阪の地下鉄がたしか200円で、
中国は3元。ついでに、タクシーの基本料金が
70NT$で、中国は13元、日本は500円でしたか?
大雑把に言うと、台湾の公共料金は
中国の6倍くらいですか。
両国とも公共料金は日本より安いです。日本が高すぎる?
もひとつついでに、一般的な食事でいえば、
比較しやすいように日本食での夕食とした場合
台湾は300NT$、中国は60元くらい、日本は1000円くらい?
今、10000円を両替すると、3500NT$, 中国が800元くらいなので
結局、物価レートで換算したら、いっしょですか、、、
みんな1000円と同じ程度ですね。
つまり、海外で日本食食べると ダメですね。
円高のメリットがありません。現地の食事なら
台湾~100NT$、上海~20元なので円高のメリットは
でるでしょう。
さて、地下鉄は基本的に上海と似ています。
ただ、キップがコインなのでびっくり。
中に、ICチップが入っていて、リサイクル使用できる仕組み。
上海は、日本同様、カード形状です。
これらをピタパッとセンサーにあてれば両者とも
OKの仕組みです。
大阪に近い単純な路線数。上海は10本以上あるので複雑で大変。 |
キップの自動販売機。まず、中央の手の押しボタンを押して、、、 |
自分の行きたい駅までの料金をクリックする仕組みです。シンプルでわかりやすい。 |
コイン状のキップ!ちょっとびっくりです。 |
101タワーへの降りる駅を聞いていた台湾出身の関さん。台湾では彼女が頼りです。 |
地下鉄に乗ると、まず静かです!驚きです。
上海と決定的な違いです。上海では、携帯で大声で
しゃべりまくるのが普通ですが、台湾では
大阪の御堂筋線にでも乗ってる感じ。
まあ、これが普通なのですが。
車両は、上海同様、固い樹脂製のシート。
これは、台湾も同じ。ドイツかどっかの車両メーカーが同じなのかな?
日本は、クッション入りの柔らかいシートなんで
毎回、座ると違和感を覚えます。
乗り降りもマナーは日本同様、とても良い。
この点も感心しました。
さすがに、最近の上海は共産党の人民マナー教育が
浸透してきたので、ずいぶんましになりましたが
それでも、我先に乗り込む人が多いです。
さて、やっと101の駅につきました。
それでは、降りるとしましょう!