101へ向けて歩くこと15分。
途中、三棟に分離した巨大な三越デパートの
間を通りましたが、びっくり。
日本では、
イマイチですが、台湾ではものすごく勢いがあります。
パッと見では、日本の街並みと錯覚します。
とてもキレイな町並みです。中央は、目指す101タワー |
正確には、台北101というそうですが、89階の382.2mまで
37秒で高速移動します。もちろん、エレベーターは東芝。
474m100階の上海環球金融中心と比較すると、
残念ながら、
やはり、スケールがショボイなあ、、、というのが実感。
展望台もちょっと、狭くて、内部の構成に、
ややチープ感があります。
絶対的な大きさ、広さを誇示する中国と
対照的です。 上海タワーでは、天井の高さが圧倒的で
巨大な空間にいる感じがします。
彼らは、見せ方がうまいんですね。まあ、ハッタリでもありますが。
これは、長い歴史の中で培われた
民族性ですね。古く長安城などの圧倒的なスケールの
巨大建築物に、被支配国の使節団がうちのめされるのと
同じ感覚でしょうねえ。巨大なものに畏怖を覚える
人間の特性かもしれません。
やはり100mの差は大きく、上海タワーよりも低い感じがします。 |
展望台から西にあたる繁華街の中心地を見る。ホテルや飛行場もこの方向にあります。 |
下に下りると、時間も7時ごろになったので、
台湾の一般庶民の憩いの場という、有名な台湾夜市に
でかけましょう。
台北には大きく4つほどあるそうですが、
一番有名なのがホテルの近くの士林(シーリン)とのことですが
大きすぎて回りきれないようなので、
歴史的に古い老街の夜市に行くことに。
101から、タクシーで15分ほど。
地下鉄も無いので、観光客はタクシーが便利です。
老街で有名な夜市、饒河街夜市 |
だいたい、一食が50NT$。約150円ですが、
多くの料理の屋台があるので、食い倒れします。
そこで、この夜市は一直線のわかりやすい店舗レイアウトなので
行きに食べたい屋台の目星をつけておき
帰りに食べ歩きすることにしました。
まず、一番驚いたのは、徹底的にきれいこと。
屋台の密集した夜市なのにゴミが全く無い!!
恐ろしいくらい。日本でも、けっこう食べあとが
散乱していることがありますが、
台湾はゴミ一つ無い。逆に、こちらが食べた後始末を
どうしたもんか気を遣います。
上海では有り得ない光景です。上海では、
自分の店の前に、平気でゴミをすてるのが
当たり前の世界ですから。観光スポットの
豫園などのみやげ物街もゴミが大変多いです。
同じ、中国民族のルーツがあっても、環境でこうも
変わるのかなあ、、、と、一番ショックを受けた点でした。
さて、一発目は、ホテルのガイドに載っていたオススメ屋台。
日本人の方がやっている手羽先の屋台。
たまたま、この夜市に出店しておられたので記念に行くことにしました。
ガイドに載っていた板前姿のそのままで
手羽先を焼いています。(あたりまえか、、)
話すと2年前に台湾に来てそのまま気に入ったので
生活するようになったとか。この方の特長は、屋台と別に
DJ活動もしていること。それで、雑誌の取材を
うけたとか。
彼の話をきくと、台湾では、
この夜市は、夕方5時までは一般道路ですが、
5時以降、夜中の3時ごろまでは歩行者天国になり
屋台が始まるそうです。つまり、屋台の人は
昼寝て夜働く生活ですね。だいたい、
一ヶ月の出店料が20000NT$(約6万円)だそうで
一食4本で50NT$なので、商売きびしそうですね~。
以下、戻り道を
②小龍包
③台湾蟹の姿茹で
④焼き鳥
⑤愛玉ゼリー(愛玉とは果物の名前です)
⑥グアバ
⑦臭豆腐 とハシゴして
以上で、二人分で350NT$ほど。
夜市のうまい食べ方は、一品をたくさん食べず
少量多品種を食い歩くというスタイルだそうです。
たしかに、食べ過ぎることもないので
身体は楽でした。
8時30頃に夜市をあとにして、9時にホテルに戻り
静かな夜で台湾初日が、終わりです~
いよいよ明日はHOTSTUFFとの商談です。
どうなるでしょうか、、、
食い倒れずに無事、夜市を体験。 |