2011/11/06

●●HOTSTUFF工場訪問④ 101タワーと台湾の有名な夜市へ

駅を出て、幸い雨は止んでいたので
101へ向けて歩くこと15分。
途中、三棟に分離した巨大な三越デパートの
間を通りましたが、びっくり。
日本では、
イマイチですが、台湾ではものすごく勢いがあります。
パッと見では、日本の街並みと錯覚します。

とてもキレイな町並みです。中央は、目指す101タワー
三越デパートを抜けると、やっと101タワーが見えてきました。
正確には、台北101というそうですが、89階の382.2mまで
37秒で高速移動します。もちろん、エレベーターは東芝。
474m100階の上海環球金融中心と比較すると、
残念ながら、
やはり、スケールがショボイなあ、、、というのが実感。
展望台もちょっと、狭くて、内部の構成に、
ややチープ感があります。
絶対的な大きさ、広さを誇示する中国と
対照的です。 上海タワーでは、天井の高さが圧倒的で
巨大な空間にいる感じがします。
彼らは、見せ方がうまいんですね。まあ、ハッタリでもありますが。
これは、長い歴史の中で培われた
民族性ですね。古く長安城などの圧倒的なスケールの
巨大建築物に、被支配国の使節団がうちのめされるのと
同じ感覚でしょうねえ。巨大なものに畏怖を覚える
人間の特性かもしれません。

やはり100mの差は大きく、上海タワーよりも低い感じがします。
展望台から西にあたる繁華街の中心地を見る。ホテルや飛行場もこの方向にあります。
さて、101では、中国人の観光ツアー客が多く、にぎやかでした。
下に下りると、時間も7時ごろになったので、
台湾の一般庶民の憩いの場という、有名な台湾夜市に
でかけましょう。

台北には大きく4つほどあるそうですが、
一番有名なのがホテルの近くの士林(シーリン)とのことですが
大きすぎて回りきれないようなので、
歴史的に古い老街の夜市に行くことに。
101から、タクシーで15分ほど。
地下鉄も無いので、観光客はタクシーが便利です。

老街で有名な夜市、饒河街夜市
饒河街夜市という食屋台が中心の夜市。
だいたい、一食が50NT$。約150円ですが、
多くの料理の屋台があるので、食い倒れします。
そこで、この夜市は一直線のわかりやすい店舗レイアウトなので
行きに食べたい屋台の目星をつけておき
帰りに食べ歩きすることにしました。
まず、一番驚いたのは、徹底的にきれいこと。
屋台の密集した夜市なのにゴミが全く無い!!
恐ろしいくらい。日本でも、けっこう食べあとが
散乱していることがありますが、
台湾はゴミ一つ無い。逆に、こちらが食べた後始末を
どうしたもんか気を遣います。
上海では有り得ない光景です。上海では、
自分の店の前に、平気でゴミをすてるのが
当たり前の世界ですから。観光スポットの
豫園などのみやげ物街もゴミが大変多いです。
同じ、中国民族のルーツがあっても、環境でこうも
変わるのかなあ、、、と、一番ショックを受けた点でした。

さて、一発目は、ホテルのガイドに載っていたオススメ屋台。
日本人の方がやっている手羽先の屋台。
たまたま、この夜市に出店しておられたので記念に行くことにしました。
ガイドに載っていた板前姿のそのままで
手羽先を焼いています。(あたりまえか、、)
話すと2年前に台湾に来てそのまま気に入ったので
生活するようになったとか。この方の特長は、屋台と別に
DJ活動もしていること。それで、雑誌の取材を
うけたとか。
彼の話をきくと、台湾では、
この夜市は、夕方5時までは一般道路ですが、
5時以降、夜中の3時ごろまでは歩行者天国になり
屋台が始まるそうです。つまり、屋台の人は
昼寝て夜働く生活ですね。だいたい、
一ヶ月の出店料が20000NT$(約6万円)だそうで
一食4本で50NT$なので、商売きびしそうですね~。

以下、戻り道を
②小龍包
③台湾蟹の姿茹で
④焼き鳥
⑤愛玉ゼリー(愛玉とは果物の名前です)
⑥グアバ
⑦臭豆腐 とハシゴして
以上で、二人分で350NT$ほど。
夜市のうまい食べ方は、一品をたくさん食べず
少量多品種を食い歩くというスタイルだそうです。
たしかに、食べ過ぎることもないので
身体は楽でした。
8時30頃に夜市をあとにして、9時にホテルに戻り

静かな夜で台湾初日が、終わりです~
いよいよ明日はHOTSTUFFとの商談です。
どうなるでしょうか、、、

食い倒れずに無事、夜市を体験。