2012/03/13

●● HOTSTUFFホットスタッフボディが本日入荷しました!

やっと、待望のHOTSTUFFホットスタッフボディが
本日13日に到着しました。
これで、今週末に販売できますよ~!

とりあえず、ご予約いただいていたお客様から
先行販売を本日より開始しました。
メールで専用のご購入ページをご案内しておりますので
チェックをお願いしますね。

さて、入荷した商品を開梱するとこんな感じです。


まあ、国民性の違いなんでしょうが、
緩衝材など無しのそのまま直入れです。
これは、中国のPhicen社(旧Tbleague社)も
そうでした。ダンボール箱に、そのまま化粧パッケージを
詰め込みます。このため、海外輸入品の場合
パッケージが凹むことが多いわけです。
よほどの高額商品でない限り、
日本以外の国では、これがアタリマエなんでしょうねえ。

あと、パッケージのキズというか印刷 不良も多いです。
ただ、これは、Edation社にしろ、Phicen社にしろ
彼らの問題と言うよりも、前工程の印刷会社の問題です。
印刷会社が彼らに納品する段階で、
不良品を平気で混ぜて納品してきます。
これは、中国の(あるいは台湾も?)場合、
全ての商取引の常識です。

初めて、6年前に上海に事務所を設立したときに
事務で使う社内便箋や封筒がありますよね、
あれを中国のローカル会社で作りました。
こんなもの、わざわざ日本から持ち込むわけに
いきませんから。 そして、
納品されたものを女の子に検査させたら
3割も印刷ミスがあり激怒して電話させたのですが、
発注数通りに100部作ったと言って、拒否する。
つまり、中国では、発注数イコール良品ではないのです。
だから、ホントに100部必要な場合は、
不良分を見越して130部~150部作る必要があるのです。
ひどい国に来たもんだと、ショックを受けました。

それ以来、この国では製品全てがそういう考え方なのだ
と、いうことを理解、学習しました。
今では、本業の取引でも、絶対必要数よりも多めに
買うようにしないと、検査でハネると欠品する場合があるので
困りますから。

そういう文化の国なので、PhicenやEdationも
印刷を依頼した印刷会社が納品してきたパッケージに
不良が混じっていても何とも思わないわけです。
そういう社会習慣だから。
だからこそ、このように、平気でお客さんに
納品する商品に使用できるわけですね。

以前、Phicenのボディを購入したときに
パッケージが凹んでいて、ひどかったので
新品のパッケージだけを日焼け、色白それぞれ
50枚ずつ送らせたら、半分が印刷不良で
苦笑しましたよ。
印刷会社の納品時点で印刷不良品が混入するのがアタリマエの世界。それを使って製品を納品するのもどうかと思うのですが、、、日本では考えられないですね!

我々日本人なら、せっかく作った新品の商品を
わざわざ印刷不良のあるキズもののパッケージに
入れて販売しませんわね。
ぴかぴかの美しいパッケージを選って入れますね。

でも、海外と付き合いだすと最近、感覚が麻痺してきて
我々が、こだわりすぎているのではないかと
思うときがあります。
たしかに、ヤフオクなどでコレクター品の売買欄では
箱すれや、傷みについて神経質なまでに
書き込みがあります。転売目的や、積どくコレクターの
人は、箱まで拘るのでしょう。

でも、箱よりも中身に拘るべきでしょう。
特に、シームレスボディのみの商品は、
ボディの出来がナンボの世界ですからね。
箱なんか別に、こだわる必要はないと思います。
もちろん、HOTTOYSのように、超リアルなヘッドや
衣装、アクセ付きの完成された高額フィギュアでは
パッケージも美しいものが必要だと理解できますが、、、

そんなわけで、海外の輸入品では残念ながら
文化の違いもあり、そんなもんだとご理解いただけると
幸いです。(もちろん、今後とも指導、交渉しますが、、、)