まずは、オビツのヘッドがどのように
植毛されているのか知る必要がありますね。
と、いうわけで、以前、何の知識もないままに
紙切りバサミでカットするという
無知なるがゆえの大胆な作業の犠牲となった
ヘッドがありましたので、供養がてら
研究のために活用させていただきました。
まずは、片側さえわかれば良いので
片側の毛をバコバコ抜きます。
その結果、オビツヘッドでは、
頭頂から、７段にわけて植毛されていることが
わかりました。
わかりやすいように、植毛跡の毛穴に沿ってマジックで
ラインを引きました。
あとは、これをどのように分類するかですが、
これは、ヘッド作成をする作家の方によって
変わるようです。
一切、分けずに作業されている方も多いようです。
ただ、1/1リアル世界の美容師さんの世界では
トップ、ミドル、ボトムと３つのブロックに
分けるのが普通のようです。
そこで、ビザールクイーンとしては、
1/6フィギュアのヘアカット＆パーマの世界でも
同じように分けることにしました。
それにしても、カッティング練習作業をしていて
わかりましたが、この植毛具合は、ヘッドによって
ピンキリなんですねえ。
多分、海外の内職加工でしょうが、
丁寧な作業をしている人もいれば、蛇行して
間引きながら植毛している人もいるようです。
出来高制でしょうから、どうしても品質に
ばらつくのでしょうが、ちょっとその差に
驚いた次第です。
