2013/07/27

●● カメラが修理から戻り、さっそく商品撮影したら、地雷が爆発!

  ながらく修理に出していた商品撮影用の
EOS-5DMKIIがやっと戻ってきました。

  さっそく、新商品のケイ・ジャケットの撮影を
昨夜、行ないました。本来は、一ヶ月前に
発売するはずの商品でしたが、ネットショップでは
商品写真が全てですので、どうしようもありません。
商品写真が無ければ、お客様は買えませんから、、、

  夕方から撮影を開始し、順調に進んでいたところ
レザーの質感をもっと出すために
照明のベストポイントを探しながらスポットライトを
連続的に動かしていきます。

おおッ!やっぱ、クールなモデルさんに着せるとスゲェわ!


  いったん、逆方向へライトを振り切ったところで戻そうとしたら、
ガンッ! 肘が撮影テーブルに当たりました。

  アッ!

と、思っても後の祭り、、、、



この照明ポイント良いなァ~、もう少し移動しようッと!
あ、肘が  ガツッ! 



  モデルさんは撮影モニターから消え、ぶっ倒れてる。
一気に脱力感、、、、
時計を見ると、夜の7時半。と、しばらく、固まっています。


疲労のためにぶっ倒れたモデルさん、の図。違うかァ~!
もうこのシーン止めようかな、と思うも
何とか気を直して、もう一度撮り直すことに。
悲惨なモデルさんの姿を、再セット、、、
久々にやった、撮影チョンボでした~。

  結局、昨夜の金曜日は10時30分までかかり
170ショット撮影しました。それを、今日の土曜日の午後から
編集開始して、最終13枚の商品写真用のショットに仕上げました。

  新商品のケイ・ジャケットのページでご覧くださいね、ダンナ!


2013/06/28

●● デジタル試作の落とし穴にハマル! ToT

   さて、勢い込んで、いよいよデジタル試作で完成した
プロトタイプを実際に縫製してみて
一気に完成だぁー!と、思ったところが、、、

   縫いあがったカタチを見てみると何かヘン?
モニター上では、ピッタリ、フィットしていたスカートが
モコモコになって盛り上がる、、、
何で?

  

左は、アナログ試作時代のプレ完成タイプ、右はデジタル試作を縫ったモノ。何かブカイ、、、

   いろいろ原因を考えたところ、
あッと驚く~為五~郎!(メチャ古~)

   どうやら、実際のレザーの伸びが
3Dパターンソフトの生地の伸縮パラメータと
一致していないからなんですね!

   つまり、もっと伸び係数を大きくして
ソフト内部のレザー生地データがより伸びるように
設定しないとダメのようです。

   現在のデータは、伸びが悪いらしく、
そのため、より大きい生地が必要だと判断して
生地のパターンが大きく、計算されているのです。

   しかたないので、どうしようか迷いましたが
とりあえず、このまま、従来のアナログ試作法で
修正の山を作る方が結果的に早いと判断しました。
最終的に、完成した実際のパターンデータを基にして
後日、ソフト上のレザーの伸び設定データを修正することに
します。

   これで、スカートについてはかなりロス、、、トホホ。

   現実と仮想とのすりあわせをしておかないと、
画面上=縫製上がりに、ならないという落とし穴にはまったのでした。

   さて、トップスのスパンキーコルセットについては
特に問題ないので、このまま、量産用の縫製指示書を
作成します。これは、この商品のもっとも要であるバストホールを
どうしたら美しく縫えるか、試行錯誤した結果、
最終的に得られた縫製方法を指示しています。


   だいたい、どの部分もいろいろな縫い方がありますが、
たとえ時間がかかっても、やはり仕上がりが美しい方法を
採用したいからです。

   最後に、本日28日から再販品と共に、発売したかった
石黒ケイさんの着ていた、あのシンプルなレザージャケットですが、
予想外のEOS5DMKIIのカメラトラブルで商品撮影ができず、
販売が延期となりました。楽しみにしておられた皆様には
深くお詫び申し上げます、、、

   この日のために、よりLPジャケットのムードに近づけようと
商品撮影用に、わざわざワンオフのレザーパンツまで作って臨み
モデルさんも選定済みだったのですが、、、
しかたないので、モデルさんには
お弁当だけ食べて、あとは帰っていただきましたぁ。(違うかァ~!

   しかたないので、ボディだけ自宅に持ち帰って
バカチョンデジカメで撮った写真が
コ・レ・だ!

やっぱり、クールなモデルさんにポーズを決めてもらわないと、ヘッド無しのこれじゃあネェ、、、
イメージがもひとつですね!

   このレザーパンツは、もちろん、ファスナー式でライブなポケットもついた
本格的なものですよ~。ハイ、欲しいですね。ハイ、量産できるようにしますね。
とりあえず、石黒ケイさんの衣装に合わせてストレートのパンツにしました。
他の選択肢としては、ブーツカットのフレアーも良いかも知れませんね。

   さて、そんなわけで残念ですが、来月はじめまで
お待ちくださいですぜ、ダンナ!


2013/06/14

●● 石黒ケイさんのレザージャケットを今月販売!

  デジタル試作で出来上がったプロトタイプの
スパンキースカートスーツがいよいよ、実際に縫製に入るのと並行して
今月末をターゲットに、再販品および新商品の生産を行なっています。

  特に、4月末に限定販売したホットスタッフ用の
クラシコフェミニンジャケットに合わせたいというお客様から、
売り切れ中の各種スカートの再販のご要望が多かったので、
人気のミニスカートを中心に先週から生産をしています。
なんとか、月末の新商品の販売に間に合うように頑張っています。

  そんななかで、今月初めに、ホットスタッフ用の新作レザージャケットができました。
これは、去年から技術養成をしてきた若いスタッフの高村さんという女の子が
パターンデザインから試作~量産まで、一人で仕上げたジャケットです。

 イメージデザインはなんと、店長である私が若い頃に聴いていた
石黒ケイさんが、レコードジャケットの中で着ているレザージャケットなのです!

おお!何とカッコいい彼女!これが33年前のレコードジャケットとは!実にクール!!
1980年発売の2800円のLPレコード。
あれから、なんと33年!ですか、、、
私もすでに56歳なんだから、彼女はもう60歳近い、、、ゥゥ悲しい。
でも、ジャケットの中の彼女はなんてカッコいいんだろう!
永遠に時が、止まったまま、、、
そう、思いませんか?

  彼女のチョイ崩れた着こなしとクールなポーズ、
赤のバックに黒のレザージャケットというデザインの秀逸さ。
カメラマンのセンスと、モデルの石黒ケイさんのシビレルキャラが
ベストマッチしたショットですね。
他にもあるのですが、彼女のLPジャケットの中でこれが一番好きです。

  あまりに、クールなのでこのジャケットは
ビザールクイーンブランドを立ち上げたときに
開発室に飾って、いつかきっと、このレザージャケットを作って
1/6スケールで同じポーズのショットを撮る!
毎日、見ながら1/6レザーウェア創りのモチベーションを高め、
日々の開発作業の心の支えにしてきました。


  それが、ようやく実現しそうです。
あと、レザーパンツを何とか作って上下ともに揃えば、
彼女のように着崩したクールなポーズができますよ。
4月のフェミニンジャケットのエレガントでセクシーなイメージと違い、
ルーズに着崩すのがキマル、石黒ケイさんのこのレザージャケット。
ポケットは全てライブですから実際に機能します。

  とりあえず、ここでは、クラシコのミニスカートと
組み合わせてみました。
このシンプルな組み合わせも実にイイ!でしょ。

石黒ケイさん似のキャラヘッドをどなたかヘッド作家の皆さん、ヤフオクで出品してくれませんか?
 今月末には、このトラッドジャケットと
ミニスカートがゲットできますぜ、ダンナ!

  

2013/06/09

●● 完全デジタル試作に移行して、爆走中! 

  と、言いたいところなんですが、
5月の連休後から今日まで、ほぼ一ヶ月間
実戦使用しますとですね、、、

  うーん、結構ソフトのトラブルに見舞われて
悪戦苦闘した1ヶ月でした。おかげで、とにかく問題解決のために
膨大な時間をとられ、まったくブログも更新できず、、、
まあ、いろいろ不具合が出尽くした感じで、
どこまでの作業ができて、どういうことができないのか
ということが、ようやくつかめました。

  やっと、1/6スケールでのレザーウェアを開発するうえで
実戦的なデジタル試作の方法が確立した感じです。

  とにかく、初めの頃は、各試作段階での
裁断パターンを保存できず、ソフト自体が異常終了する!
という、大きな問題に直面し、原因追及とその回避方法に
とても時間をとられました。

  現在もソフトメーカーと検証中ですが
回避方法がわかったので、とりあえずは
試作作業が順調に?進められるようになりました。

  でも、初めの頃は、ホントにデジタルでの画面表示の通り
縫えるのかよ?
と、半信半疑で心配でたまらなかったので
スパンキースカートスーツの一番のキモ部分である
オープンバストの円形をパターンそのまま、縫製したのが
コ・レ・だ!

すげェ~!たった一発で美しいバストホールができました。
ホットスタッフのボディをお持ちの皆さん、
一度、ご自身のボディのバストをご覧ください。
直感で、このバストの外周に沿って、
どのような裁断パターンを描けば、このように
美しいバストホールができるか想像できますか?

  ちょっと、難しいですね。
つまり、従来のアナログ試作方法だと、
アタリ用の適当なパターンを試作して
それをもとに、一次修正、さらに細部を二次修正、、、
と言う感じで、おそらく4回くらい修正して
5回めの試作で、やっと、この出来上がりになる気がします。

  ガシガシ、試作を縫いまくるアナログ手法で
長くやってきたので、どうも、画面上のCG画像での試作着せ付けは
頼りねー!という、偏見があるのですが
ものの見事に打ちのめされましたぁ!
ドンピシャ、ホットスタッフのバストにハマリました。
ガバつかず、小さくも無く、ちょうど良い食い込み加減ですッ!
3Dのバーチャル着せ付けソフトはすごいわ。

  そんなわけで、まだソフト自体は私の要求に完璧な対応ができてはいませんが
回避方法を駆使しながら、なんとか本番試作1号を
作る段階まで持ってきたデジタル試作プロトタイプが
コ・レ・だ!
基本形状はこれでほぼキマリです。
スーツにするので、スパンキースカートとスパンキーコルセットの組み合わせ!
うわッ!すげぇセクシーなバックビュー!ですね。こりゃ必須アイテムになりそー!
コルセットのリアベルトの位置決めが見やすいように赤のレザーを使用。製品はどうしようかな?
実際に使用するレザーごとに、現在保有している全ての
レザーの現物質感写真を撮影し、それを1/6スケールのレザーウェアと
見た感じが同じ質感になるようにサイズ修正したものを
3Dの仮想レザーウェアにテクスチャ画像として設定しています。
だから、見た目も光の反射具合が実際の商品と近いでしょう?
本来このソフトは、バックルの金具なども仮想ウェアに取り付けられるのですが
現時点では、私のところでは再現できません。(原因不明で検証中)
解決したら、完璧な3Dデジタル試作の世界になりますね。

  それでは、明日から、いよいよ縫って実際の現物サンプルを作ります。
このCG通りになるでしょうか?
今からプロト試作に入れるので、今月末の販売に十分間に合います。
やはり、デジタル試作は作業が早いですね。

  クラシコジャケットをこの上に着せたらスゴイ、ビザールクイーン様が
出来上がりますな。
楽しみですぜ、ダンナ!

2013/04/27

●● スパンキースカート・スーツの開発現場 今昔② おお!神よ,,,これが驚速デジタル試作かッ!

  それでは、試行錯誤の苦難の試作作業を
デジタル化するとどうなるか?

  さっそく、見ていきましょう。デジタル試作の方法では、
まず、3次元のデジタルボディのホットスタッフに
直接、裁断パターンを描きこんでいきます!

  もっとも、肝であるバストのホール形状ですが
これを一番効率良く、作ろうと思えば
ハイ、直接ホットスタッフのバストに描き込むのが
手っ取り早いですよ~!

  おまけに、いくらでも画面上で、仕上がり具合を
見ながらポイントを移動して修正できるわけですから
この時点で、すでに何回もの無駄な試作を省略できるわけです。
そうして、できたベストなバストホールが
コ・レ・だ!

ホットスタッフのバストを見ながら、直接バストホールの形状を描き込めるとは!

  むむ、、、このソフト恐るべし!
ポイントを置いてラインを引くだけですから誰でもできますよ。
デザイナーもいらんな!こりゃ、、、
試作との苦闘から解放された嬉しさで
一気に全体のパターンを描いてしまったのが
コ・レ・だ!




  基本的に左右同じパターンを中央で繋ぐわけですから
裁断パターンはどちらか一方だけで済みます。
とりあえず、これで良さそうなので2次元の平面図に転送し
生地の裁断パーツに変換します。その後、各パーツの
縫い合わせ部分を指定してから、再び3次元のボディに
転送して着せたのが
コ・レ・だ!

青い線は縫製ライン、ものの10秒ほどで着せ付けシミュレーションが終わります。スゲェわ!
各パーツの縫い合わせ位置を表示をしているいるのが青ライン。
それに沿って、各パーツが仮想縫製される仕組みです。
シミュレーション実行ボタンを押すと、ものの10秒ほどで右図のように
正確にデジタルボディのホットスタッフに着せ付けてくれます。
               (こんなスゴイ、ソフトを考えたキミは、偉いぜ!)

  それでは、各部のチェックをしてみます。
何の修正もまだしていませんから、バストホールに
ちょっと気になる点が見つかりました。
美しいバスト形状に合わないカクカクした部分と
隙間が空いて、見苦しいバスト脇の部分です。

  
ちょっと角ばって、美しいバストに似合わないラインです。

間延びしたような隙間が空いて、締りが無いバスト脇。

  さっそく、2次元の裁断パターンの該当部分を修正して
数分後に、再度、シュミレーションを実行。できあがりを
見てみると、おお、完璧なラインに修正されました。

さっそく、2次元の裁断パターンを修正したら、おお、ビューティホー!

  他にデザイン上の問題が無いかどうか、このスパンキーコルセットの肝である
バストホールの形状を、各方向から念入りにチェックします。


バストに沿った美しい真円を描いたセクシーなバストホール!

実に美しい曲線具合です!

むむ、、、この流れるような曲線美が素晴らしいですなぁ!

   この理想的なバストホールを得るために
アナログ試作手法で試作すれば、恐らく4~5個は
軽く試作品を捨てる必要があったでしょう。特に、このような
微妙なラインを見つける場合は、なおさら試作を煮詰めていくうえで
時間がかかります。

  バストホールは決まったので、バックのシルエットを
チェックしましょう。
どうも、バックのパネルは重複して、スッキリしていません。
同じ幅のパーツが並びすぎているからです。
ここは、パーツを減らして、脇のパーツ形状を修正し
より洗練された裁断パターンにする必要がありますね。
次のステップとして、この背面のパターン修正をした試作へと
移ることになります。
  
バックに、4枚も同じ形状のパーツが並ぶのはスマートではありませんね。

  と、まあ、アナログ試作手法なら、これから、
さらに、パーツ数を減らしたものを試作することになるわけですが
デジタル手法なら、平面の裁断パーツデータを少し
手直しするだけで、画面上のシミュレーションで実物通りに
確認できるんですよね。ですから、実際にミシンを踏む必要は
ありません。パーツ数を減らして、そのかわり、サイドパーツの形状を
変更したデザインの仮想試作品を画面上でチェックするだけ、、、

  それも、4、5分で最終パターンまで
詰めることができるとは!
デジタル試作手法は、恐るべしですねッ!
あとは、8割がたほぼ完成された裁断パターンを縫うだけ。
完成まで、一足飛びです。

  これからは、美しいそして、難しいライン取りのシルエットでも
ガンガン作っていけるんですぜ、ダンナ!